・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
汗噴いたしょっぱい身体を押し込めば満員電車でできる塩漬け
汗だくで急ぎ牛丼掻き込んで高級牛肉下げてお詫びへ
血と汗と涙にまみれた青春の遠くなりゆく昭和時代は
帰り着き汗ではりつくTシャツを剥くように脱ぎシャワーの下へ
いっつも汗夏も首巻き必要で がーぜにたおるよりどりみどり
自販機のコーラも缶に汗かいてプシュッと開ければ夏がはじまる
大暑の朝 賑やかなる蝉の合唱 駅へ歩を運べば既に汗
セルフレジ セルフオーダー 店毎の違いに戸惑い焦り汗だく
知恵でなきゃ汗をだせよの時代過ぎ今やI・T知恵さへ要らぬ
炎天下 拭う間もなく出る汗と 闘いながら夕暮れを待つ
なぜいつも 共に歩けば汗ばんで 涼しげな君 微妙な温度差
ユニフォームにポケットは無くハンカチで汗が拭けないサッカー選手
私は汗になりたい 君はきっと嫌がる 君の脳に近づいて
炎天下 サウナの如く 流る汗 宵のビールに ととのう五感
日差し残る庭の水撒き背中濡れ 問うてみる汗か水かと
両手上げ静かに眠る嬰児(みどりご)の汗とミルクの香(か)ぞやはらかき
額から流れる汗を手で拭い 見あげた夏に鳥の影もなく
炎天下道路工事をする人の作業着の下の汗は勲章
踏みだせば すぐに終わりそうな恋は 夏の陽炎 汗が風に舞う
もののふや アスファルト暑く 浪人の 仕官願いし 冷汗混じる
ガリガリ君 残りの一つ 手に取って したたる汗と 溶けゆく雫が
泥と汗たっぷり吸ったユニフォーム脱いでわが子は部を引退す
汗をかき道路工事をする時の「ありがとう」の声とても嬉しい
うすく汗かき昼寝から起き西瓜切ろうかと母言ひし思い出
団地にて夕陽の差し汗と涙と笑いの漫画を読んでいた頃
草刈れば流れる汗にくすぐられ背中の筋がぴんと伸びゆく
幼な児の鼻のあたまのつぶ汗に 低い目線の夏思い出す
作業所を汗水流して頑張った賃金安いが我が誇りなり
自販機の光るボタンのその下に汗ばむ指が触れる冷たさ
汗噴いたしょっぱい身体を押し込めば満員電車でできる塩漬け
汗だくで急ぎ牛丼掻き込んで高級牛肉下げてお詫びへ
血と汗と涙にまみれた青春の遠くなりゆく昭和時代は
帰り着き汗ではりつくTシャツを剥くように脱ぎシャワーの下へ
いっつも汗夏も首巻き必要で
がーぜにたおるよりどりみどり
自販機のコーラも缶に汗かいてプシュッと開ければ夏がはじまる
大暑の朝 賑やかなる蝉の合唱
駅へ歩を運べば既に汗
セルフレジ セルフオーダー 店毎の違いに戸惑い焦り汗だく
知恵でなきゃ汗をだせよの時代過ぎ今やI・T知恵さへ要らぬ
炎天下 拭う間もなく出る汗と 闘いながら夕暮れを待つ
なぜいつも 共に歩けば汗ばんで
涼しげな君 微妙な温度差
ユニフォームにポケットは無くハンカチで汗が拭けないサッカー選手
私は汗になりたい 君はきっと嫌がる 君の脳に近づいて
炎天下 サウナの如く 流る汗 宵のビールに ととのう五感
日差し残る庭の水撒き背中濡れ
問うてみる汗か水かと
両手上げ静かに眠る嬰児(みどりご)の汗とミルクの香(か)ぞやはらかき
額から流れる汗を手で拭い 見あげた夏に鳥の影もなく
炎天下道路工事をする人の作業着の下の汗は勲章
踏みだせば すぐに終わりそうな恋は 夏の陽炎 汗が風に舞う
もののふや アスファルト暑く 浪人の
仕官願いし 冷汗混じる
ガリガリ君 残りの一つ 手に取って
したたる汗と 溶けゆく雫が
泥と汗たっぷり吸ったユニフォーム脱いでわが子は部を引退す
汗をかき道路工事をする時の「ありがとう」の声とても嬉しい
うすく汗かき昼寝から起き西瓜切ろうかと母言ひし思い出
団地にて夕陽の差し汗と涙と笑いの漫画を読んでいた頃
草刈れば流れる汗にくすぐられ背中の筋がぴんと伸びゆく
幼な児の鼻のあたまのつぶ汗に
低い目線の夏思い出す
作業所を汗水流して頑張った賃金安いが我が誇りなり
自販機の光るボタンのその下に汗ばむ指が触れる冷たさ