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昼下がり公園の中眺めると人の縮図を彷彿させる
城址(しろあと)の 公園の道 石畳 出会いと別れの 数を刻んで
公園のベンチでコンビニ弁当を掻き込み目指すノルマ達成
ブランコも夏バテなのかぐったりと酷暑の中に垂れ下がっている
歩く人 はしゃぐ子どもに寛ぐ人 そんな平和が続きますように
立ち漕ぎができぬキミらのブランコじゃ 青空遠く 勇者になれず
公園で見た真昼の月良い事と悪い事の繰り返し続く
友の呼ぶ砂場に違和感を覚え 落とし穴を見破った在りし日
吾が子の 時からあった 懐かしき 遊具がついに 撤去され寂し
さか上がりをおぼえるために公園で練習してる会社の帰り
公園で遊ぶ子供の姿さえ猛暑が全てを奪い取る夏
公園を一陣の風吹き抜けてブランコふわりわれを呼ぶ声
遊具待ち並びし頃の懐かしき紅き躑躅がもてなして居り
多機能な防災公園広まりて災害多き日本の備え
昼前の 職場の窓の 静けさや 子らの居ぬ 真夏日の公園
ブランコが揺れるたび軋む古い音、昔の夢が宙にほどける
雲梯やジャングルジムに鉄棒も危険だからと撤去されゆく
ブランコの順番並ぶ子供たち ひとり腕組んで威圧感出す孫
青空へ息を合わせてふたり漕ぎ このブランコで宇宙の先へ
夕焼けに向かって鉄棒くるり蹴り 逆さまで見た笑顔の祖父母
ブランコで高くなるまで漕いでいたハイジのブランコ憧れた頃
黙々とリフティングする女の子児童公園夕暮れ間近
公園の老いた桜よ教えてよ君の見たもの戦世(いくさゆ)の記憶
賑わいが幻のごと午後8時砂場に赤いシャベルがひとつ
すべり台 受けとめようと 下で待つ 我の緊張 孫は知らずに
子どもらが遊びに来ない公園で風の子そっとブランコに乗る
公園の広場の屋台で浴衣着てかき氷食べ舌を見せ合う
昼下がり公園の中眺めると人の縮図を彷彿させる
城址(しろあと)の 公園の道 石畳 出会いと別れの 数を刻んで
公園のベンチでコンビニ弁当を掻き込み目指すノルマ達成
ブランコも夏バテなのかぐったりと酷暑の中に垂れ下がっている
歩く人 はしゃぐ子どもに寛ぐ人
そんな平和が続きますように
立ち漕ぎができぬキミらのブランコじゃ
青空遠く 勇者になれず
公園で見た真昼の月良い事と悪い事の繰り返し続く
友の呼ぶ砂場に違和感を覚え
落とし穴を見破った在りし日
吾が子の 時からあった 懐かしき
遊具がついに 撤去され寂し
さか上がりをおぼえるために公園で練習してる会社の帰り
公園で遊ぶ子供の姿さえ猛暑が全てを奪い取る夏
公園を一陣の風吹き抜けてブランコふわりわれを呼ぶ声
遊具待ち並びし頃の懐かしき紅き躑躅がもてなして居り
多機能な防災公園広まりて災害多き日本の備え
昼前の 職場の窓の 静けさや 子らの居ぬ 真夏日の公園
ブランコが揺れるたび軋む古い音、昔の夢が宙にほどける
雲梯やジャングルジムに鉄棒も危険だからと撤去されゆく
ブランコの順番並ぶ子供たち
ひとり腕組んで威圧感出す孫
青空へ息を合わせてふたり漕ぎ
このブランコで宇宙の先へ
夕焼けに向かって鉄棒くるり蹴り
逆さまで見た笑顔の祖父母
ブランコで高くなるまで漕いでいたハイジのブランコ憧れた頃
黙々とリフティングする女の子児童公園夕暮れ間近
公園の老いた桜よ教えてよ君の見たもの戦世(いくさゆ)の記憶
賑わいが幻のごと午後8時砂場に赤いシャベルがひとつ
すべり台 受けとめようと 下で待つ
我の緊張 孫は知らずに
子どもらが遊びに来ない公園で風の子そっとブランコに乗る
公園の広場の屋台で浴衣着てかき氷食べ舌を見せ合う