・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
空仰ぐ目つきは怯え悲しくて素直にいれば願い叶うと
たらればの空論を座標に生きたいねフライパンは全力で振る
絵空事 言えば戸惑う 眼差しに 何をか思う 炎天の空
地平線日の出直前空を見る光を写す雲美しい
空々しい言葉を互いに掛け合って結論を出す現状維持と
空き缶に名前も知らぬ花挿して亡き人思うわが盆祭
はかなくも落つ朱(あか)き花 文月の空の下 膨らむ柘榴の実
朝10時 塾に入って 数時間 見上げてみれば 漆黒の空
迷うとき辞書を開けば風がある空も海も大地も花も
本当に 青でいいのか 空よ空 赤も黄色も 緑もあるし
あと少し あと少しまだ足りないと空まわりするボクの伸びしろ
灼けた空白から蒼へ切り替わるサングラスかけ酷暑愉しむ
大空に不戦を誓い憲法九条守ろう平和守ろう
青空を見ていて少し怖くなるこの幸せは続くのだろうか
ビー玉をかざせばキラリあの時の空の欠片を閉じ込めた青
青空に洗濯物を干しおえた妻の笑顔が今日の幸せ
夏虫の寝静まる 短夜(みじかよ)ひとり 寝付けぬまま 星空眺むる
終業式 終えて駆け出す小学生 綿アメ千切って高し夏空
紺碧の空をキャンバス一条の飛行機雲が夏を彩り
目を凝らし 西に向かって一直線 機影が空に消えるまで追う
見上げれば いつでもそこに 空があり 果てなく広がる 夢と希望と
空(から)っ風そよぐ 新たな朝の音 さえずりと 「いってらっしゃい」の声
突然に 空から言葉が 落ちてくる 拾い集めて みそひと文字に
朝昼夜と何もすることない日には空虚さ埋めるまずい酒
ペンギンは冷たい海を飛びながら大空に舞う夢を見ている
雲ひとつ無き空に響く蝉の声 我が半生の悲喜懐いたり
空腹を訴えすり寄る愛猫は腹が満つれば他人の顔で
陽が昇る前空落ちた後空が綺麗で好きで見入る踊り場
少しだけ 嫌いだった母 を許せてる 父が空へと 旅立ってから
門の外空蝉ひとつボクサーに脱ぎ捨てられたガウンのように
空腹で虚ろな目したガザ地区の子らの姿をテレビにて見る
青空を飛行機雲が切り取ってどっちがいいと尋ねてくれる
子どもの手離した風船 空の果て見送るママの小さき背中
空見ればカンカン照りの風もよし洗濯物も我も速乾
空仰ぐ目つきは怯え悲しくて素直にいれば願い叶うと
たらればの空論を座標に生きたいねフライパンは全力で振る
絵空事 言えば戸惑う 眼差しに
何をか思う 炎天の空
地平線日の出直前空を見る光を写す雲美しい
空々しい言葉を互いに掛け合って結論を出す現状維持と
空き缶に名前も知らぬ花挿して亡き人思うわが盆祭
はかなくも落つ朱(あか)き花 文月の空の下 膨らむ柘榴の実
朝10時 塾に入って 数時間
見上げてみれば 漆黒の空
迷うとき辞書を開けば風がある空も海も大地も花も
本当に 青でいいのか 空よ空 赤も黄色も 緑もあるし
あと少し あと少しまだ足りないと空まわりするボクの伸びしろ
灼けた空白から蒼へ切り替わるサングラスかけ酷暑愉しむ
大空に不戦を誓い憲法九条守ろう平和守ろう
青空を見ていて少し怖くなるこの幸せは続くのだろうか
ビー玉をかざせばキラリあの時の空の欠片を閉じ込めた青
青空に洗濯物を干しおえた妻の笑顔が今日の幸せ
夏虫の寝静まる 短夜(みじかよ)ひとり
寝付けぬまま 星空眺むる
終業式 終えて駆け出す小学生 綿アメ千切って高し夏空
紺碧の空をキャンバス一条の飛行機雲が夏を彩り
目を凝らし 西に向かって一直線
機影が空に消えるまで追う
見上げれば いつでもそこに 空があり
果てなく広がる 夢と希望と
空(から)っ風そよぐ 新たな朝の音 さえずりと 「いってらっしゃい」の声
突然に 空から言葉が 落ちてくる 拾い集めて みそひと文字に
朝昼夜と何もすることない日には空虚さ埋めるまずい酒
ペンギンは冷たい海を飛びながら大空に舞う夢を見ている
雲ひとつ無き空に響く蝉の声
我が半生の悲喜懐いたり
空腹を訴えすり寄る愛猫は腹が満つれば他人の顔で
陽が昇る前空落ちた後空が綺麗で好きで見入る踊り場
少しだけ 嫌いだった母 を許せてる
父が空へと 旅立ってから
門の外空蝉ひとつボクサーに脱ぎ捨てられたガウンのように
空腹で虚ろな目したガザ地区の子らの姿をテレビにて見る
青空を飛行機雲が切り取ってどっちがいいと尋ねてくれる
子どもの手離した風船 空の果て見送るママの小さき背中
空見ればカンカン照りの風もよし洗濯物も我も速乾