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水を飲む酒ではなくて水を飲む何が悲しく水を飲むのか
ブロッコリージュレは光と水の彩り 味は悲しき夢の残骸
ゆっくりと時間をかけて真実にたどりつければ雪解けの水
LINEする言の葉流る水面にはさざ波立ちて揺らぎ煌めく
悲憤さえ水は溶かして一日終えるシャワー後に湯舟につかる
お湯の中 一日の疲れ 包み込む 今夜の風呂は 気持ちいな
水槽の中もこちらと変わらぬか我の動きを見ている金魚
あなたから 水彩絵の具の 好きな色 あげると言われ 選んだのは青
あの人が 最後に描いた 水彩画 風景探しの 旅に出る朝
文月に 水無月の菓 まだありて つい嬉しくて 頰緩みけり
コップの水ひと口飲んでその後でがつんと言ってやったあいつに
泥水がどんより溜るどぶ川に石ころ一つ蹴って沈める
水曜の 通勤電車は 気が重い きついしだるいし やる気も出ない
西日去り まだ熱残る軒先の 水乞う鉢にこれでもか、水
若き日に 我が身を打ちた 雨は今 心潤す 清水になりて
運動苦手な我も水泳は好きだったプールの時間楽し
プールにて水中潜り仰ぎ見た 揺らめく光に浮き輪の輪郭
水たまり飛び込む子供の好奇心 どこかの夏に忘れた心
真夏日の走りの水無月は過ぎし 鳳仙花咲く 夏はこれから
流しては前向く日々を繰り返し 淀んでゆっくり進む我が川
水色は青に白いろ混ぜないで 水で薄めて湖面輝く
毎朝に一杯の水飲み体操す 亡義母の真似して老体気付けり
水のごと先生の声流れゆく来年ここに僕は居なくて
空を塗り筆を洗えば水色に絵の具はとけて海がひろがる
水面を目掛けて降りてきた蜻蛉(とんぼ) 人の居ぬ間の露天の黒湯
悲しみを持つ人にだけ見えるというバンドネオンの水色の音
時と場所わきまえ降ればいいものを豪雨は憎しおこす水害
朝霧に浮かぶ数多(あまた)の水鳥は朝陽の方へ一斉に発つ
蛇口から 漏れる水音 眠れずに 闇に埋もれて 夜を数えて
一夜明け夜の雨水どこ行った 三メートルの向日葵元気良し
水筒に氷を詰めて麦茶入れ仕事合間の息抜き作る
家の前子供が水と戯れて夏を感じるそんな夕暮れ
ほとばしる水を如雨露に受ける間にじんわり汗ばむまだ朝八時
冷水をゴクゴク飲みし真夏日はやっぱりこれが一番うまい
蛇口から 一滴の水 落ちる音 耳澄ます時 時間が止まる
君が着る浴衣に咲いた水色の朝顔揺れる花火大会
水面に映る夕焼け茜空、静かに揺れる沖の漁り火
冷水で冷やした麺と夏野菜和えてつゆかけ夕食とする
詠みかけの新潮文庫のしおりひもはさめば滝の水落ちるごと
水を飲む酒ではなくて水を飲む何が悲しく水を飲むのか
ブロッコリージュレは光と水の彩り 味は悲しき夢の残骸
ゆっくりと時間をかけて真実にたどりつければ雪解けの水
LINEする言の葉流る水面にはさざ波立ちて揺らぎ煌めく
悲憤さえ水は溶かして一日終えるシャワー後に湯舟につかる
お湯の中 一日の疲れ 包み込む 今夜の風呂は 気持ちいな
水槽の中もこちらと変わらぬか我の動きを見ている金魚
あなたから 水彩絵の具の 好きな色 あげると言われ 選んだのは青
あの人が 最後に描いた 水彩画 風景探しの 旅に出る朝
文月に 水無月の菓 まだありて
つい嬉しくて 頰緩みけり
コップの水ひと口飲んでその後でがつんと言ってやったあいつに
泥水がどんより溜るどぶ川に石ころ一つ蹴って沈める
水曜の 通勤電車は 気が重い きついしだるいし やる気も出ない
西日去り まだ熱残る軒先の
水乞う鉢にこれでもか、水
若き日に 我が身を打ちた 雨は今
心潤す 清水になりて
運動苦手な我も水泳は好きだったプールの時間楽し
プールにて水中潜り仰ぎ見た
揺らめく光に浮き輪の輪郭
水たまり飛び込む子供の好奇心
どこかの夏に忘れた心
真夏日の走りの水無月は過ぎし
鳳仙花咲く 夏はこれから
流しては前向く日々を繰り返し
淀んでゆっくり進む我が川
水色は青に白いろ混ぜないで
水で薄めて湖面輝く
毎朝に一杯の水飲み体操す
亡義母の真似して老体気付けり
水のごと先生の声流れゆく来年ここに僕は居なくて
空を塗り筆を洗えば水色に絵の具はとけて海がひろがる
水面を目掛けて降りてきた蜻蛉(とんぼ) 人の居ぬ間の露天の黒湯
悲しみを持つ人にだけ見えるというバンドネオンの水色の音
時と場所わきまえ降ればいいものを豪雨は憎しおこす水害
朝霧に浮かぶ数多(あまた)の水鳥は朝陽の方へ一斉に発つ
蛇口から 漏れる水音 眠れずに 闇に埋もれて 夜を数えて
一夜明け夜の雨水どこ行った
三メートルの向日葵元気良し
水筒に氷を詰めて麦茶入れ仕事合間の息抜き作る
家の前子供が水と戯れて夏を感じるそんな夕暮れ
ほとばしる水を如雨露に受ける間にじんわり汗ばむまだ朝八時
冷水をゴクゴク飲みし真夏日はやっぱりこれが一番うまい
蛇口から 一滴の水 落ちる音
耳澄ます時 時間が止まる
君が着る浴衣に咲いた水色の朝顔揺れる花火大会
水面に映る夕焼け茜空、静かに揺れる沖の漁り火
冷水で冷やした麺と夏野菜和えてつゆかけ夕食とする
詠みかけの新潮文庫のしおりひもはさめば滝の水落ちるごと