・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
Tシャツの胸ポケットに座り良く入れば夏のジャストサイズだ
ポケットに片耳残す洗濯機 青空虚しイヤホンの逝く
イヤホン洗ってしまった絶望感で可哀想なのに青空が明るくてなんだか人ごとでニンマリしてしまいます。
もう、笑うしかないですよね。
あの頃は無限にあったポケットが 今はこれだけ 大きく深く
ポケットの奥に発見千円札一品追加いい日かに玉
ポケットに 過去の思いを 詰め込んで ひょんなことから あふれ出てくる
内ポケット奥底からの声響く「不器用だものまっすぐすすめ」
ポケットをのぞいていたら警察が穴からわたしをのぞいていた
早足で駅へと向かう道すがらポケット探れば君とのレシート
花火あと 焦げた匂いを 連れ帰り ポケットの中 夜が灯る
ポケットに手を突っ込んで聞いていた教師の小言十七の夏
ポケットにジャックナイフを忍ばせて真赤に染まる夕焼の街
幼き頃ポケットに母のアップリケ 時がすぎても温かいぬくもり
顔見たら 上手く話せなくなるから 君の胸ポケットに 落とす目線
綺羅星を拾い集めてポケットに賢治とともに旅をする夜
ポケットに君の名残のキーホルダー返し忘れた思い出がある
心のポケットに仕舞い込んだ思い解き放つのに幾年月
今はもうドングリすらも出てこない洗濯まえのポケットからは
ポケットにしまい込んでた思い出を浜辺に埋める星屑の夜
ポケットに突っ込んだ手を出してみな何もつかんでいないだろ、ほら
新しきポケット図鑑携（たずさ）えて秋の気配を尋ねて歩く
ポケットの鍵に触れると泣きたくて余白の午後をぽつんと過ごす
引き出した旅行鞄のポケットのあの日の半券 涙が落ちた
自分で縫う着心地ふわっとワンピース ポケット縫えず今日も不便なり
ワンピース縫えるなんて素敵です。でもポケットまで縫えなかったってことにちょっとホッとしちゃいました。
コメントありがとうございます 嬉しいです 不便でも難しそうでポケットを作る気がないです （笑）難しいことはもう 覚えられません
前を行く男の尻のポケットから顔出す財布の何て無防備
ポケットに ペンとメモ帳 亡き母の 笑顔の写真 賢治の文庫
最近はスマホ決済増えてきて尻ポケットの財布寂しい
繋いだ手入れる習慣なくなった右ポケットの軽さに慣れず
あーそんな青春もあったと思い出しました。
かこみらい様 コメントありがとうございます。とても嬉しく、励みになります。
「ビスケットみたいに夢は増えないね」きみが涙し叩くポケット
ポケットの 小さな勇気 取り出して あの日以来の メールを送る
ポケットの小銭が十円足りなくて買えず悔しい自販機の前
うっかりとポケットティッシュをポケットに悲劇待ってる洗濯機の中
お題 
お題
お題
Tシャツの胸ポケットに座り良く入れば夏のジャストサイズだ
ポケットに片耳残す洗濯機
青空虚しイヤホンの逝く
イヤホン洗ってしまった絶望感で可哀想なのに青空が明るくてなんだか人ごとでニンマリしてしまいます。
もう、笑うしかないですよね。
あの頃は無限にあったポケットが
今はこれだけ 大きく深く
ポケットの奥に発見千円札一品追加いい日かに玉
ポケットに 過去の思いを 詰め込んで ひょんなことから あふれ出てくる
内ポケット奥底からの声響く「不器用だものまっすぐすすめ」
ポケットをのぞいていたら警察が穴からわたしをのぞいていた
早足で駅へと向かう道すがらポケット探れば君とのレシート
花火あと 焦げた匂いを 連れ帰り
ポケットの中 夜が灯る
ポケットに手を突っ込んで聞いていた教師の小言十七の夏
ポケットにジャックナイフを忍ばせて真赤に染まる夕焼の街
幼き頃ポケットに母のアップリケ
時がすぎても温かいぬくもり
顔見たら 上手く話せなくなるから
君の胸ポケットに 落とす目線
綺羅星を拾い集めてポケットに賢治とともに旅をする夜
ポケットに君の名残のキーホルダー返し忘れた思い出がある
心のポケットに仕舞い込んだ思い解き放つのに幾年月
今はもうドングリすらも出てこない洗濯まえのポケットからは
ポケットにしまい込んでた思い出を浜辺に埋める星屑の夜
ポケットに突っ込んだ手を出してみな何もつかんでいないだろ、ほら
新しきポケット図鑑携（たずさ）えて秋の気配を尋ねて歩く
ポケットの鍵に触れると泣きたくて余白の午後をぽつんと過ごす
引き出した旅行鞄のポケットのあの日の半券 涙が落ちた
自分で縫う着心地ふわっとワンピース
ポケット縫えず今日も不便なり
ワンピース縫えるなんて素敵です。でもポケットまで縫えなかったってことにちょっとホッとしちゃいました。
コメントありがとうございます 嬉しいです 不便でも難しそうでポケットを作る気がないです （笑）難しいことはもう
覚えられません
前を行く男の尻のポケットから顔出す財布の何て無防備
ポケットに ペンとメモ帳 亡き母の 笑顔の写真 賢治の文庫
最近はスマホ決済増えてきて尻ポケットの財布寂しい
繋いだ手入れる習慣なくなった右ポケットの軽さに慣れず
あーそんな青春もあったと思い出しました。
かこみらい様
コメントありがとうございます。とても嬉しく、励みになります。
「ビスケットみたいに夢は増えないね」きみが涙し叩くポケット
ポケットの 小さな勇気 取り出して
あの日以来の メールを送る
ポケットの小銭が十円足りなくて買えず悔しい自販機の前
うっかりとポケットティッシュをポケットに悲劇待ってる洗濯機の中