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ひさかたの雨は大地を潤して霧立ち込める晩夏の峰に
黙祷のサイレン流れる一分間終戦の日の夏の甲子園
君の弾くピアノの音だと気が付いて足とめて聴く夏の夕暮
せせらぎと河鹿の声が同化する榾に火がつく山の夕暮れ
水辺から子供らの声消え去りて酷暑の日々の遊び場何処
あんなにも暑かった夏なのに 立秋と聞くとこんなにも淋しい
八月にクスノキ訪ね人々は命の尊さ平和を願う
いとこらとスイカの種を縁側で飛ばしっこした遠い夏の日
長すぎた夏の終わりを告げるよう懸命に鳴くツクツクボウシ
ひさかたの雨は大地を潤して霧立ち込める晩夏の峰に
黙祷のサイレン流れる一分間終戦の日の夏の甲子園
君の弾くピアノの音だと気が付いて足とめて聴く夏の夕暮
せせらぎと河鹿の声が同化する榾に火がつく山の夕暮れ
水辺から子供らの声消え去りて酷暑の日々の遊び場何処
あんなにも暑かった夏なのに
立秋と聞くとこんなにも淋しい
八月にクスノキ訪ね人々は命の尊さ平和を願う
いとこらとスイカの種を縁側で飛ばしっこした遠い夏の日
長すぎた夏の終わりを告げるよう懸命に鳴くツクツクボウシ