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包丁をすすっと引いて三枚に免許皆伝父の腕前
退院の許可が下りたれば兄は家に 飛んで帰りたき吐息もらす妻
僕の手の綿菓子頬張る唇よ 誰の許しもなく食べる君
帰り道 髪をなびかす 風だけが 優しく撫でて 許してくれた
喧嘩して酷い言葉を浴びせても許してくれた親の愛情
しょうがない馬鹿で許せる人を見て羨ましいな自分も楽だし…
駅までの道をうつむき歩いてた許されぬミス言い訳のあと
この道の柵の先へとゆけるのは許可をもらった風ばかりなり
許される前に別れた俺だけど優しい許しを本当は待ってた
ウソがばれごめんなさいね許してとお詫びという名のまたウソをつく
群れのまま動くことのみ許されてはぐれることなく鰯雲浮く
退院を許され母は最期の日家で迎える願いを叶えた
包丁をすすっと引いて三枚に免許皆伝父の腕前
退院の許可が下りたれば兄は家に
飛んで帰りたき吐息もらす妻
僕の手の綿菓子頬張る唇よ 誰の許しもなく食べる君
帰り道 髪をなびかす 風だけが
優しく撫でて 許してくれた
喧嘩して酷い言葉を浴びせても許してくれた親の愛情
しょうがない馬鹿で許せる人を見て羨ましいな自分も楽だし…
駅までの道をうつむき歩いてた許されぬミス言い訳のあと
この道の柵の先へとゆけるのは許可をもらった風ばかりなり
許される前に別れた俺だけど優しい許しを本当は待ってた
ウソがばれごめんなさいね許してとお詫びという名のまたウソをつく
群れのまま動くことのみ許されてはぐれることなく鰯雲浮く
退院を許され母は最期の日家で迎える願いを叶えた