・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
許されなかもしれないけど 君が奏でる音に乗せて この思いが届きますように
時呉れば チャンチャンと なることと どうにも許せぬ こととあるもの
辛いのは 何度涙を流しても とどのつまりに自分許せず
こんなにも意地張る気持ち驚きに 許さぬままに踵を返す
言の葉に拒まれている気持ちして 「特許許可局」鳥の啼くよう
まだですか恋の免許を願い出て 夢の実技に秋はいじわる
片恋の秋の言葉は寂しくて 夢を許して戯れ上手
キンメダイには棘がある 私の未熟な両の手の中 まだあの海を泳いでいる
気が付くと許容範囲が狭くなる大人になると侘しさ感ず
付与された許可はいらない私には自分自身で許可を与える
許し合う 言葉を探す 道すがら 風にゆれあう 淡き秋桜
時がいつか洗い流して雨のごと許す許さぬ言葉もすべて
「絶許」をぜつたいゆるすといふことにして突然に夏は過ぎたり
襟元の コロンの匂い いつからか 君への愛で 今日は許す
ゆるされてゐたいなきみに階段で派手に転んでしまつた後に
シャンパンタワー光りは裾野へ広がってこの身のすべてであなたを許す
許されぬ仲と知りつつ会いたさが余計につのる罪深きわれ
許さない君は言い捨て去ってゆく吾は見送るただ茫然と
わだかまり許すつもりはないけれど忘れさせてよお笑い動画
骨は川へ流してと言った祖母自然葬は許可なく出来ぬ
モームリと言ってナイフを振り回すひとを許しに往く東尋坊
気を許す人にうっかり悪口をキッと睨まれ口も閉ざされ
許されぬ 恋だ愛だと 叫んでる 図書の一角 太宰の文庫
許されぬほどの喧嘩をしたきりの友と もし会えたら 謝れたら
歌動画 監督娘で厳しくて 何テイクでも許可がおりずに
誰にでも許してもらえぬ過ちの言葉にできぬ痛みがある
「許してね」最後のLINE打ちかけて 渋谷の雨に指が濡れてる
気が付けば許容範囲は広くなりそれもいいねと広がる世界
許せないことをきちんと許さないわたしのままで歳をとりたい
終電の車窓につたう雨粒よ許しておくれ失くしたものよ
包丁をすすっと引いて三枚に免許皆伝父の腕前
退院の許可が下りたれば兄は家に 飛んで帰りたき吐息もらす妻
僕の手の綿菓子頬張る唇よ 誰の許しもなく食べる君
帰り道 髪をなびかす 風だけが 優しく撫でて 許してくれた
喧嘩して酷い言葉を浴びせても許してくれた親の愛情
しょうがない馬鹿で許せる人を見て羨ましいな自分も楽だし…
有り難うございます
駅までの道をうつむき歩いてた許されぬミス言い訳のあと
この道の柵の先へとゆけるのは許可をもらった風ばかりなり
許される前に別れた俺だけど優しい許しを本当は待ってた
ウソがばれごめんなさいね許してとお詫びという名のまたウソをつく
群れのまま動くことのみ許されてはぐれることなく鰯雲浮く
退院を許され母は最期の日家で迎える願いを叶えた
許されなかもしれないけど 君が奏でる音に乗せて この思いが届きますように
時呉れば
チャンチャンと
なることと
どうにも許せぬ
こととあるもの
辛いのは 何度涙を流しても
とどのつまりに自分許せず
こんなにも意地張る気持ち驚きに
許さぬままに踵を返す
言の葉に拒まれている気持ちして
「特許許可局」鳥の啼くよう
まだですか恋の免許を願い出て
夢の実技に秋はいじわる
片恋の秋の言葉は寂しくて
夢を許して戯れ上手
キンメダイには棘がある 私の未熟な両の手の中 まだあの海を泳いでいる
気が付くと許容範囲が狭くなる大人になると侘しさ感ず
付与された許可はいらない私には自分自身で許可を与える
許し合う 言葉を探す 道すがら 風にゆれあう 淡き秋桜
時がいつか洗い流して雨のごと許す許さぬ言葉もすべて
「絶許」をぜつたいゆるすといふことにして突然に夏は過ぎたり
襟元の コロンの匂い いつからか 君への愛で 今日は許す
ゆるされてゐたいなきみに階段で派手に転んでしまつた後に
シャンパンタワー光りは裾野へ広がってこの身のすべてであなたを許す
許されぬ仲と知りつつ会いたさが余計につのる罪深きわれ
許さない君は言い捨て去ってゆく吾は見送るただ茫然と
わだかまり許すつもりはないけれど忘れさせてよお笑い動画
骨は川へ流してと言った祖母自然葬は許可なく出来ぬ
モームリと言ってナイフを振り回すひとを許しに往く東尋坊
気を許す人にうっかり悪口をキッと睨まれ口も閉ざされ
許されぬ 恋だ愛だと 叫んでる 図書の一角 太宰の文庫
許されぬほどの喧嘩をしたきりの友と もし会えたら 謝れたら
歌動画 監督娘で厳しくて
何テイクでも許可がおりずに
誰にでも許してもらえぬ過ちの言葉にできぬ痛みがある
「許してね」最後のLINE打ちかけて 渋谷の雨に指が濡れてる
気が付けば許容範囲は広くなりそれもいいねと広がる世界
許せないことをきちんと許さないわたしのままで歳をとりたい
終電の車窓につたう雨粒よ許しておくれ失くしたものよ
包丁をすすっと引いて三枚に免許皆伝父の腕前
退院の許可が下りたれば兄は家に
飛んで帰りたき吐息もらす妻
僕の手の綿菓子頬張る唇よ 誰の許しもなく食べる君
帰り道 髪をなびかす 風だけが
優しく撫でて 許してくれた
喧嘩して酷い言葉を浴びせても許してくれた親の愛情
しょうがない馬鹿で許せる人を見て羨ましいな自分も楽だし…
有り難うございます
駅までの道をうつむき歩いてた許されぬミス言い訳のあと
この道の柵の先へとゆけるのは許可をもらった風ばかりなり
許される前に別れた俺だけど優しい許しを本当は待ってた
ウソがばれごめんなさいね許してとお詫びという名のまたウソをつく
群れのまま動くことのみ許されてはぐれることなく鰯雲浮く
退院を許され母は最期の日家で迎える願いを叶えた