・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
あかね色に染まった空の下で
金色を見たような気がする夢を思い出せずに稲刈り眺める
色づいた道に落ちてる銀杏が秋の訪れを運んでくる
先生は愛というけどどう見てもあなたのそれはハニートラップ
すれちがうふたりの視覚は伏せられてそれぞれの秋は色付いてゆく
色々に はみ出し元気な クレヨンや いとおし君の 未来となれば
わたしではどうにもならず配色を選べるくらゐの強さしかない
赤色を全身に浴び紅葉の下で心に炎を放つ
色づいた 風のゆくえを 追いながら 言葉を置けば 秋が聞こえた
英語の鳥は夜に赤くなり記録を伸ばせと嘴をつつく
どの色を混ぜても表せないような真っ黒な空に星が瞬く
ちょっとだけ 淋しい日には 一つだけ ビタミンカラー 差し色にして
黄と黒に恐怖しつづけ人間は未来永劫自然に平伏す
白髪チラホラ出てきて明るめの色で白髪染めデビュー
濃い色の口紅ぬって出かけなよ落ち込むなんて君らしくない
毎日が色とりどりの万華鏡君といるとねこの世は楽しい
今際にと最終列車の人となる 色なき車窓 夜想曲哭く
塗り終えて絵筆をゆすぐ水さしの虹を溶かしたような色合い
色々なことがあったと笑う君思い出みたいに語らないでよ
訳もなく オレンジ色の 髪色に 野菜炒めの 人参のような
少しずつ色付きだした木々たちに 共に酷暑を耐えしとねぎらう
君がふっと優しく笑ってくれたからモノクロの街が色付いてゆく
色褪せてぶ厚くなった古い辞書父の苦学を手に取りて見る
夜桜のピンクは何色だったかな握ってた手は今や見えずに
登下校見守る如く白色の花ひとつまた ひとつ咲くサザンカ
月の夜に真っ赤な色の表紙開く 与謝野晶子を知りたくなって
並木道 色とりどりの 傘に咲く 恋を見たさに 戯れる風
ミニ薔薇は春夏越えてピンク色咲きつづけてる疲れもせずに
そぐわない六、七輪の桜色秋風の中狂い咲きして
色のないニュースを見ながら飲むコーヒー、世界は今日もモノクローム
あかね色に染まった空の下で
金色を見たような気がする夢を思い出せずに稲刈り眺める
色づいた道に落ちてる銀杏が秋の訪れを運んでくる
先生は愛というけどどう見てもあなたのそれはハニートラップ
すれちがうふたりの視覚は伏せられてそれぞれの秋は色付いてゆく
色々に はみ出し元気な クレヨンや
いとおし君の 未来となれば
わたしではどうにもならず配色を選べるくらゐの強さしかない
赤色を全身に浴び紅葉の下で心に炎を放つ
色づいた 風のゆくえを 追いながら
言葉を置けば 秋が聞こえた
英語の鳥は夜に赤くなり記録を伸ばせと嘴をつつく
どの色を混ぜても表せないような真っ黒な空に星が瞬く
ちょっとだけ 淋しい日には 一つだけ ビタミンカラー 差し色にして
黄と黒に恐怖しつづけ人間は未来永劫自然に平伏す
白髪チラホラ出てきて明るめの色で白髪染めデビュー
濃い色の口紅ぬって出かけなよ落ち込むなんて君らしくない
毎日が色とりどりの万華鏡君といるとねこの世は楽しい
今際にと最終列車の人となる
色なき車窓 夜想曲哭く
塗り終えて絵筆をゆすぐ水さしの虹を溶かしたような色合い
色々なことがあったと笑う君思い出みたいに語らないでよ
訳もなく オレンジ色の 髪色に
野菜炒めの 人参のような
少しずつ色付きだした木々たちに
共に酷暑を耐えしとねぎらう
君がふっと優しく笑ってくれたからモノクロの街が色付いてゆく
色褪せてぶ厚くなった古い辞書父の苦学を手に取りて見る
夜桜のピンクは何色だったかな握ってた手は今や見えずに
登下校見守る如く白色の花ひとつまた
ひとつ咲くサザンカ
月の夜に真っ赤な色の表紙開く
与謝野晶子を知りたくなって
並木道 色とりどりの 傘に咲く 恋を見たさに 戯れる風
ミニ薔薇は春夏越えてピンク色咲きつづけてる疲れもせずに
そぐわない六、七輪の桜色秋風の中狂い咲きして
色のないニュースを見ながら飲むコーヒー、世界は今日もモノクローム