・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
かぜをきき かたぶくつきにおもふよは いつもそさちある としのゆくまで
宵深み 秋のしじまに夢遠く 君を想わば月も隠るる
ほかほかのタコ焼き焼いて海苔かけて家族で過ごす我がバースデイ
すみません。違うテーマ(「ささやか」)の歌を間違えて投稿しました。
夜を哭くピエロのような恋女 鵺の背に乗りお百度参り
今は夜たぶんだけど 暗いだけでそうじゃないときもあるから
静寂に包まれたあの日の夜 静かに清らかに 天を駆け抜けるペガサスは 夜の静寂を突き破った
雨の夜 寝息の君に背を向ける 褥の闇で明日に怯えて
おくれ毛を鏡に映し髪を梳く 夜の帳に恋の夢魅せ
夜の空仰ぎ見る人の横顔を照らす月明かり指で辿って
秋の夜に優しく響く虫の音は孤独な我の子守唄なり
文が止まり、時間が進む 夜の音は僕の上を通るらしい
目を覚ます闇夜とともに雨音で物悲しさを呼びかけてくる
マナーが!とエチケットが!と吠えていたひとが盗みで捕まった夜
街灯の灯りで見る単語帳 危ない!棒が 人も歩けば
夜はもう布団に入り本を持ち心の奥の旅に出かける
神無月寂しい夜はコンビニに立ち寄り白い光を浴びる
夜に咲く白き花あり眠られぬ吾の心の隅に一輪
日を浴びていっそう映える黒き羽夜をその身に纏ったカラス
俺を包む夜の帳が優しくてつかの間街に溶け込んでいる
夜半の秋窓から伸ばす手のひらに月の光が燦々と差す
真夜中に闇を見つめてため息す なにも思わず眠りたいのに
人は皆初めての齢を生きる中途半端な我夜が包む
若き頃週に四日は夜遊びす今や一日それも億劫
夜に飲む反省入りのアメリカンそっと蛾を狩るヤモリの暗さ
サイレンの音が近づく午前2時夜がどこかの死者を迎える
夜明け前 甲板すこし 白くなり まだ呼び名なき 港が近い
足音も聞こえぬほどにしづかなる月夜のやうな傷痕なりき
誰もいない、深夜の町は サラ金の無人機だけが不気味に光る
夜の風 胸に心に 身に沁みて そっと立ち止まる 街灯の下
夕暮れに金木犀は香り来て夜の帳(とばり)へふわり誘(いざな)う
鰯雲あかねに染まり十三夜肩に羽織った上着の温み
二年ぶり身も心も冴え冴えとコンサート前夜 眠れぬままに
月光のもと心分かち合えたからあなたと夜に出逢えてよかった
生ぬるい 風が吹く夜に じっとりと した汗をかく 嘘をついた日
金色の雨が空から降り注ぐように星降るサイパンの夜
夜更けても通知の音が止まらない眠れぬ時代、誰もが主役
かぜをきき かたぶくつきにおもふよは
いつもそさちある としのゆくまで
宵深み
秋のしじまに夢遠く
君を想わば月も隠るる
ほかほかのタコ焼き焼いて海苔かけて家族で過ごす我がバースデイ
すみません。違うテーマ(「ささやか」)の歌を間違えて投稿しました。
夜を哭くピエロのような恋女
鵺の背に乗りお百度参り
今は夜たぶんだけど 暗いだけでそうじゃないときもあるから
静寂に包まれたあの日の夜 静かに清らかに 天を駆け抜けるペガサスは 夜の静寂を突き破った
雨の夜 寝息の君に背を向ける
褥の闇で明日に怯えて
おくれ毛を鏡に映し髪を梳く
夜の帳に恋の夢魅せ
夜の空仰ぎ見る人の横顔を照らす月明かり指で辿って
秋の夜に優しく響く虫の音は孤独な我の子守唄なり
文が止まり、時間が進む 夜の音は僕の上を通るらしい
目を覚ます闇夜とともに雨音で物悲しさを呼びかけてくる
マナーが!とエチケットが!と吠えていたひとが盗みで捕まった夜
街灯の灯りで見る単語帳 危ない!棒が 人も歩けば
夜はもう布団に入り本を持ち心の奥の旅に出かける
神無月寂しい夜はコンビニに立ち寄り白い光を浴びる
夜に咲く白き花あり眠られぬ吾の心の隅に一輪
日を浴びていっそう映える黒き羽夜をその身に纏ったカラス
俺を包む夜の帳が優しくてつかの間街に溶け込んでいる
夜半の秋窓から伸ばす手のひらに月の光が燦々と差す
真夜中に闇を見つめてため息す
なにも思わず眠りたいのに
人は皆初めての齢を生きる中途半端な我夜が包む
若き頃週に四日は夜遊びす今や一日それも億劫
夜に飲む反省入りのアメリカンそっと蛾を狩るヤモリの暗さ
サイレンの音が近づく午前2時夜がどこかの死者を迎える
夜明け前 甲板すこし 白くなり
まだ呼び名なき 港が近い
足音も聞こえぬほどにしづかなる月夜のやうな傷痕なりき
誰もいない、深夜の町は
サラ金の無人機だけが不気味に光る
夜の風 胸に心に 身に沁みて そっと立ち止まる 街灯の下
夕暮れに金木犀は香り来て夜の帳(とばり)へふわり誘(いざな)う
鰯雲あかねに染まり十三夜肩に羽織った上着の温み
二年ぶり身も心も冴え冴えとコンサート前夜
眠れぬままに
月光のもと心分かち合えたからあなたと夜に出逢えてよかった
生ぬるい 風が吹く夜に じっとりと
した汗をかく 嘘をついた日
金色の雨が空から降り注ぐように星降るサイパンの夜
夜更けても通知の音が止まらない眠れぬ時代、誰もが主役