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この皿に銀貨を一枚恵んでよ 人のやさしさ恋し月の夜
木枯らしがアカとミドリに塗っていく 鈴の音近し 街に温もり
帰り道銀杏並木を歩き行く銀杏を避け千鳥足の如
五円玉 賽銭箱に そっと入れ 平和を願う 暗闇に月
物事はとても曖昧それでも絶対に諦めない
シジュウカラ鳴きかう道をぶら歩き君の右手のぬくもり感じつ
窓を開け遠い虫の音流れ来て人に言えない想いにひたる
「十二時に駅でね」 交わした約束の LINEばかりをずっと見ている
ヒヨドリの悲痛な叫び響く秋 はぐれし仲間探し求めて
儚くも散る金木犀 労いの眼差し送る また来年と
夢の中 微笑って私の髪なでた やっと素直に母が恋しい
冷え込みて体ガチガチ固くなり筋をゆっくり伸ばして気合
どのビルも冬のひかりの通し方してゐてけふは車窓に見入る
木の幹の窪みの三つ 可愛らし 自然の織り成す 隠れミッキー
義母亡き後一度は絶えた秋明菊 新たに充ちる安堵の桃色
秋の夜にハスキーボイスの真空管 ロックのグラスにジャズなどいかが
最終のバスに乗ってる人たちはなぜか優しく諦めている
香ばしい針葉樹の葉の匂い立て翁と媼は庭木整え
朝寒く小春日和の日中に上着を脱いで鞄にしまう
あのときと違う自分を好きでいる選んだ生き方、それが自由
この皿に銀貨を一枚恵んでよ
人のやさしさ恋し月の夜
木枯らしがアカとミドリに塗っていく
鈴の音近し 街に温もり
帰り道銀杏並木を歩き行く銀杏を避け千鳥足の如
五円玉 賽銭箱に そっと入れ 平和を願う 暗闇に月
物事はとても曖昧それでも絶対に諦めない
シジュウカラ鳴きかう道をぶら歩き君の右手のぬくもり感じつ
窓を開け遠い虫の音流れ来て人に言えない想いにひたる
「十二時に駅でね」
交わした約束の
LINEばかりをずっと見ている
ヒヨドリの悲痛な叫び響く秋
はぐれし仲間探し求めて
儚くも散る金木犀 労いの眼差し送る また来年と
夢の中 微笑って私の髪なでた やっと素直に母が恋しい
冷え込みて体ガチガチ固くなり筋をゆっくり伸ばして気合
どのビルも冬のひかりの通し方してゐてけふは車窓に見入る
木の幹の窪みの三つ 可愛らし 自然の織り成す 隠れミッキー
義母亡き後一度は絶えた秋明菊
新たに充ちる安堵の桃色
秋の夜にハスキーボイスの真空管
ロックのグラスにジャズなどいかが
最終のバスに乗ってる人たちはなぜか優しく諦めている
香ばしい針葉樹の葉の匂い立て翁と媼は庭木整え
朝寒く小春日和の日中に上着を脱いで鞄にしまう
あのときと違う自分を好きでいる選んだ生き方、それが自由