・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
頬よせて愛を語らう幸せに 今を想えばなくてよい明日
冬隣り今よと魅せるもみじ葉の 散りぬる明日の恋ぞ儚く
これからは今を生きると誓うのだ 過去を悔やまず未来を恐れず
露降りたフロントガラスをなぞっては今朝はまだ秋と水滴転がす
今ここで望んで過去に戻るならどの瞬間に戻るだろうか
頬つたう 涙の雫が 地に落ちて 今 溶けてゆく 今 消えてゆく
複素数予習のさなかに寝落ちして今は何時と焦る翌朝
朝刊はカタンと届き珈琲の香りの中で今日が始まる
今にして思えばあれは恋だったまぶしく過ぎし青春の日々
真夜中に「今思えば」が押し寄せて 後悔の海に溺れうなされ
今日だけは許してほしいと祈りつつ深夜のキッチンラーメン作る
いますぐに会いたいなんて現実におもうことなどないと思ってた
たった今わたしの一部じゃなくなった髪がしずかに散る美容室
いまを生き 過去を背中に 風を受け 明日のことは まだ知らぬまま
親亡き後の遺品整理土地相続今更ながらと思う
僕の今とあなたの今は違っててあなたの眩しいその今が欲しい
ただいまを三回くらい言ってみて故郷の山はやわらかな秋
起き抜けの朝の抹茶が香りたち 幸せな今を味わう
夕焼けをずっと見ようよこの今を重ねてずっと手をつなぎたい
病院の重いガラスの自動ドア背にして現をかみしめる今
別居する姉の座った 食卓の椅子に 今では 丸くなる猫
スコッチと 炭酸水と 角氷 いまも一人 これからも一人
「テメェ!」とかどこで覚えた?4歳児 いまは模倣期、良くも悪くも
うちの子は学童で死ねとか学んできておりました((((;゚Д゚)))))))良くも悪くもですね…
「うるさい!」が口癖の子が学ぶのは学校よりも多分私で
ああ我の今際の際(いまわのきわ)に何言わん 「ありがとう」なんて照れず言えるか
封筒にメモ書きもない二千円 記憶は今日も曖昧に過ぐ
今日もまた作業所終へて最寄り駅遠回りして家まで歩く
今はもう訪う人もなき囚人の慰霊碑囲み繁る熊笹
月影のつのる想いに身を焦がし 今ふたたびの逢瀬待つ夜
今朝もまた 母への電話 おはようと 声のむこうの 気持ちを探る
頬よせて愛を語らう幸せに
今を想えばなくてよい明日
冬隣り今よと魅せるもみじ葉の
散りぬる明日の恋ぞ儚く
これからは今を生きると誓うのだ 過去を悔やまず未来を恐れず
露降りたフロントガラスをなぞっては今朝はまだ秋と水滴転がす
今ここで望んで過去に戻るならどの瞬間に戻るだろうか
頬つたう 涙の雫が 地に落ちて 今 溶けてゆく 今 消えてゆく
複素数予習のさなかに寝落ちして今は何時と焦る翌朝
朝刊はカタンと届き珈琲の香りの中で今日が始まる
今にして思えばあれは恋だったまぶしく過ぎし青春の日々
真夜中に「今思えば」が押し寄せて 後悔の海に溺れうなされ
今日だけは許してほしいと祈りつつ深夜のキッチンラーメン作る
いますぐに会いたいなんて現実におもうことなどないと思ってた
たった今わたしの一部じゃなくなった髪がしずかに散る美容室
いまを生き 過去を背中に 風を受け
明日のことは まだ知らぬまま
親亡き後の遺品整理土地相続今更ながらと思う
僕の今とあなたの今は違っててあなたの眩しいその今が欲しい
ただいまを三回くらい言ってみて故郷の山はやわらかな秋
起き抜けの朝の抹茶が香りたち
幸せな今を味わう
夕焼けをずっと見ようよこの今を重ねてずっと手をつなぎたい
病院の重いガラスの自動ドア背にして現をかみしめる今
別居する姉の座った 食卓の椅子に 今では 丸くなる猫
スコッチと 炭酸水と 角氷 いまも一人 これからも一人
「テメェ!」とかどこで覚えた?4歳児
いまは模倣期、良くも悪くも
うちの子は学童で死ねとか学んできておりました((((;゚Д゚)))))))良くも悪くもですね…
「うるさい!」が口癖の子が学ぶのは学校よりも多分私で
ああ我の今際の際(いまわのきわ)に何言わん 「ありがとう」なんて照れず言えるか
封筒にメモ書きもない二千円
記憶は今日も曖昧に過ぐ
今日もまた作業所終へて最寄り駅遠回りして家まで歩く
今はもう訪う人もなき囚人の慰霊碑囲み繁る熊笹
月影のつのる想いに身を焦がし
今ふたたびの逢瀬待つ夜
今朝もまた 母への電話 おはようと
声のむこうの 気持ちを探る