・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
くるくると回る好奇心誘われて 誰も乗れない回送列車の
地球とは 一日周期の 回転体 だから明日も 会えるのだろう
サボって海、大きく旋回していった鳶にマルをいただきました。
着ぶくれた鳩の寄り合う陽だまりをゆっくり迂回するマルチーズ
できるなら暫しトンビに身を借りて 錦秋の上旋回したし
戸惑ひをすこし隠して先輩は回転木馬みたいに笑ふ
目が回るように新聞飛ばし読む朝に子が聞く「靴下はどこ?」
学生のころに聞いてた歌を聞き無意識のうち出てくる想い
いつぞやのおばあちゃん家を思い出す回るプロペラ歌う風鈴
シャーペンを指に絡ませ回す君 白紙のノートに夢躍らせて
何回もボタン押されて急かされて まあ落ち着けと飛び出すコーラ
回想をめぐらすように降る雪を飽かず見ている夜の窓辺に
風邪ひいた僕にとっては君からのラインが全ての回復薬だ
「これを3回やって下さい」に 「えーっ!」って叫んだ私を見た笑顔
回廊を僧侶が渡るしずしずと凍てつく朝の勤行を終え
丁寧に回しつづけるたこ焼きの北極あたりがまだ欠けている
抜け出せぬ思考の枷に囚われて 回転木馬はどこへも行けず
ラインで繋がるクラスメイト回転木馬のように巡る過去
くるくると回って落ちる枯れ葉たちその瞬間を子どものように
手を振って主役ぶってる吾子らは 回転木馬に夢を見ていた
回遊魚 自然のままに旅をする 人の思惑気にも止めずに
老人の足元で回る風これまでの人生笑うかのように
秋晴れの柔き温風 駆け回る子らの 土曜の午後の公園
行きずりの街後にする憧れは夏の回転扉に残して
あの頃の流行歌ふと流れては青春の傷静かに回す
人生は回転木馬のようなものきっと君にもまた会えるよね
思い立ち 文をしたため 君のもと 行くや戻るや 回り回りて
幼き日ベーゴマ在ったが紐知らず両指使い回した記憶
月うさぎコース周回くるくるり亀に勝つため持久を強化
回またぎ 浮気な貴方はそろそろと手を抜き投げる言葉のボール
回らない寿司ごとくで手がだせぬ 高嶺の夢がちょっと悔しい
公園の木々の落ち葉を持ち上げて 回る小さな竜巻の冬
回る寿司 玉子指差す 孫の指 食パンのよう ぷにぷにとして
くるくると回る好奇心誘われて
誰も乗れない回送列車の
地球とは 一日周期の 回転体
だから明日も 会えるのだろう
サボって海、大きく旋回していった鳶にマルをいただきました。
着ぶくれた鳩の寄り合う陽だまりをゆっくり迂回するマルチーズ
できるなら暫しトンビに身を借りて 錦秋の上旋回したし
戸惑ひをすこし隠して先輩は回転木馬みたいに笑ふ
目が回るように新聞飛ばし読む朝に子が聞く「靴下はどこ?」
学生のころに聞いてた歌を聞き無意識のうち出てくる想い
いつぞやのおばあちゃん家を思い出す回るプロペラ歌う風鈴
シャーペンを指に絡ませ回す君 白紙のノートに夢躍らせて
何回もボタン押されて急かされて
まあ落ち着けと飛び出すコーラ
回想をめぐらすように降る雪を飽かず見ている夜の窓辺に
風邪ひいた僕にとっては君からのラインが全ての回復薬だ
「これを3回やって下さい」に
「えーっ!」って叫んだ私を見た笑顔
回廊を僧侶が渡るしずしずと凍てつく朝の勤行を終え
丁寧に回しつづけるたこ焼きの北極あたりがまだ欠けている
抜け出せぬ思考の枷に囚われて
回転木馬はどこへも行けず
ラインで繋がるクラスメイト回転木馬のように巡る過去
くるくると回って落ちる枯れ葉たちその瞬間を子どものように
手を振って主役ぶってる吾子らは
回転木馬に夢を見ていた
回遊魚 自然のままに旅をする
人の思惑気にも止めずに
老人の足元で回る風これまでの人生笑うかのように
秋晴れの柔き温風 駆け回る子らの 土曜の午後の公園
行きずりの街後にする憧れは夏の回転扉に残して
あの頃の流行歌ふと流れては青春の傷静かに回す
人生は回転木馬のようなものきっと君にもまた会えるよね
思い立ち 文をしたため 君のもと
行くや戻るや 回り回りて
幼き日ベーゴマ在ったが紐知らず両指使い回した記憶
月うさぎコース周回くるくるり亀に勝つため持久を強化
回またぎ 浮気な貴方はそろそろと手を抜き投げる言葉のボール
回らない寿司ごとくで手がだせぬ
高嶺の夢がちょっと悔しい
公園の木々の落ち葉を持ち上げて
回る小さな竜巻の冬
回る寿司 玉子指差す 孫の指
食パンのよう ぷにぷにとして