・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
赤毛の少女が振り返る先には暗闇を切り裂く幕の音
「諦めた」と幾度幾度と削っても消えてくれない恋心かな
退院の妻を迎えに朝九時半 病院食はもういいと云う
車窓から入る朝日でため息で曇った眼鏡を温めてみる
純愛と言ってくれたあの人の 思い出今も 心の灯火
突然の別れの悲しみ うらはらに 安らかな寝顔(かお) 羨ましくも
三文字で 父を表現させられて 「キモイ」と答える 真顔の娘
友人の子の掌の温もりに我が薄命を暫し恥じ入る
前を向くそれを実践それだけが生き抜くうえで大切なこと
早く言えお願いだからケータイのないこと告げる青き通信
こんな夜は あなたが残した バーボンを 紅茶に入れて 夢に酔いたい
赤錆びた非常階段夕暮れのビルの裏手の闇に吞まれる
さよならと動くくちびる窓に見て列車はゆっくり動き始める
一日の人の想いが空に舞い 清(さや)かに滲む混色の夜
この歌が届かなくても今はただ握っていたいマイクとその手
寒いね!と 騒いでくっつき幼子と 布団にくるまる 遠い思い出
淋しいよ!エッジの効いた君の歌 読めない日々がずっと続いて
友達に貸した手袋つけてみる友の温もりが消えないうちに
毎日を惰性で生きても夜中には名残惜しくてコーヒーを飲む
左手に「星めぐりの歌」右の手で銀河をつかむ触れ合うために
朝ぼらけ中央線の車窓から影絵のように浮かぶ紅富士
この悲しみもいつか笑って話せると信じて今は心鎮めん
背比べ刻みし柱年月の重みを一人背負っておりぬ
図書館の窓の景色に桜風 最後にふたり見たのはいつか
楽しい記憶は霧のように消え辛い記憶は永遠に居座る
帰るべき家を無くした少年を 街のイルミが冷たく照らす
もう少し優しくしてよ吹く風よ やっと開いた花びらゆれて
暖求む愛猫は 胡座(あぐら)を借りて丸まり 我が膝も温まり
愛猫も季節の変わり目を感ず 言葉代わりに肌に寄り添う
汽車ぽっぽ 肩までつかり 十(とほ)かぞへ 母との湯舟 在りし日の夕
暖かな日差しを浴びて 行くあてのない人を待つ 駅裏ベンチ
思い出す荒れた手指をぼやく君酷かったよね凩うなる
母さんは家族で一番ちっちゃいが一番でっかい声で笑うよ
きづけばや 君のたけをば 見上げたる 負いし家路の 懐かしきかな
ワクワクが少ない年は過ぎるのが早いんだそう 早かったなぁ
髪切って短髪にした帰り道銀杏並木も散りさつぱりと
「つ」の表記間違えました。すみませんm(_ _)m
夕暮れに冷めたスープを啜るやう とうに終わった友情、恋か
湯豆腐が背中合わせに踊り出すポン酢の海へ飛び込むまでは
自販機のアイスティーが落ちる音さえも詩になる日々のオプチャの隅で
大勢のごめんねごめんの声がして おどり喰うエビ、カラをむかれる
焦燥でうたた寝なんか出来やしない うたたねなどは出来るやもだが
ぎゅうづめの電車で起きる核融合 そんな気がする圧と体温
赤毛の少女が振り返る先には暗闇を切り裂く幕の音
「諦めた」と幾度幾度と削っても消えてくれない恋心かな
退院の妻を迎えに朝九時半
病院食はもういいと云う
車窓から入る朝日でため息で曇った眼鏡を温めてみる
純愛と言ってくれたあの人の
思い出今も 心の灯火
突然の別れの悲しみ うらはらに
安らかな寝顔(かお) 羨ましくも
三文字で 父を表現させられて
「キモイ」と答える 真顔の娘
友人の子の掌の温もりに我が薄命を暫し恥じ入る
前を向くそれを実践それだけが生き抜くうえで大切なこと
早く言えお願いだからケータイのないこと告げる青き通信
こんな夜は あなたが残した バーボンを 紅茶に入れて 夢に酔いたい
赤錆びた非常階段夕暮れのビルの裏手の闇に吞まれる
さよならと動くくちびる窓に見て列車はゆっくり動き始める
一日の人の想いが空に舞い
清(さや)かに滲む混色の夜
この歌が届かなくても今はただ握っていたいマイクとその手
寒いね!と 騒いでくっつき幼子と
布団にくるまる 遠い思い出
淋しいよ!エッジの効いた君の歌
読めない日々がずっと続いて
友達に貸した手袋つけてみる友の温もりが消えないうちに
毎日を惰性で生きても夜中には名残惜しくてコーヒーを飲む
左手に「星めぐりの歌」右の手で銀河をつかむ触れ合うために
朝ぼらけ中央線の車窓から影絵のように浮かぶ紅富士
この悲しみもいつか笑って話せると信じて今は心鎮めん
背比べ刻みし柱年月の重みを一人背負っておりぬ
図書館の窓の景色に桜風 最後にふたり見たのはいつか
楽しい記憶は霧のように消え辛い記憶は永遠に居座る
帰るべき家を無くした少年を
街のイルミが冷たく照らす
もう少し優しくしてよ吹く風よ やっと開いた花びらゆれて
暖求む愛猫は 胡座(あぐら)を借りて丸まり 我が膝も温まり
愛猫も季節の変わり目を感ず 言葉代わりに肌に寄り添う
汽車ぽっぽ 肩までつかり 十(とほ)かぞへ 母との湯舟 在りし日の夕
暖かな日差しを浴びて 行くあてのない人を待つ 駅裏ベンチ
思い出す荒れた手指をぼやく君酷かったよね凩うなる
母さんは家族で一番ちっちゃいが一番でっかい声で笑うよ
きづけばや 君のたけをば 見上げたる
負いし家路の 懐かしきかな
ワクワクが少ない年は過ぎるのが早いんだそう 早かったなぁ
髪切って短髪にした帰り道銀杏並木も散りさつぱりと
「つ」の表記間違えました。すみませんm(_ _)m
夕暮れに冷めたスープを啜るやう
とうに終わった友情、恋か
湯豆腐が背中合わせに踊り出すポン酢の海へ飛び込むまでは
自販機のアイスティーが落ちる音さえも詩になる日々のオプチャの隅で
大勢のごめんねごめんの声がして
おどり喰うエビ、カラをむかれる
焦燥でうたた寝なんか出来やしない
うたたねなどは出来るやもだが
ぎゅうづめの電車で起きる核融合
そんな気がする圧と体温