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もうこれで終わりにすると決めてから一年二年三年過ぎて
「もう!」と君。大きめに鳴る足音にうわ目づかいの犬と私と
もういいか諦めつつある 中一に忘れ物ない?言わなくなって
喧嘩して会いづらくなりもう二度と会いたくないと思ったあの日
「夢に出た」ということだけ覚えてる もういい加減忘れてる顔
もう大人?師走の風が問うている もう少しだけ甘えたかった
もう二度と見ることのない追憶を砂浜埋めて潮騒の音
ここからはもう戻れない道だから笹の葉分けて独り踏み入る
もう時効?心に潜むあの秘密 貴方のために伝えずに去る
もう少し頑張っとけば良かったと返却済みのテスト眺める
「もう何も怖くない」とか推しキャラが言った途端に全てが怖い
あの頃に 戻れたならば もう一度 心はぐれる 日暮れの家路
ひまわりの海の向こうの戦争の もう見たくない悲しむ顔は
もういいよってもっと素直に言えたならケンカもそんなに苦じゃないかもな
もういいかいまあだだよ子供の声聞こえなくなりて過疎の村
地の果てまでだって行けると思ってた遠足はもう遠い思い出
もう会わぬ そう決めたのに また君と 夢で密かに 再会す夜半
もう誰も居ない教室窓際の席はパノラマパークのようで
もう一度ただ会いたいと二杯目の珈琲オーダー窓外は風
「もう食えない」君の実家の冬の鍋 過剰歓迎も熱きもてなし
借りていた文庫本から落ちた栞 もう違う頁を生きてる二人
寒い夜はひとりで酔って泣き笑い もう戻れない薬飲むから
もう二度と既読の付かなくなったLINE最後に打つよ「ありがとう、また」
もう少し もう少しだけ 優しくて あなたの側に 寄り添えたなら
見たくない もう見えないの あのひびは 明るき時の 陰りを満たす
もう終わりもう会えないしもういいの 続く言葉は悲しみばかり
行かなくちゃ わかっているけどあと少し もう少しだけ側にいさせてよ
汗光り駆け抜けた道 もう二度と戻る事なき青春の日々
嫌がらせ 気づいているよ もうみんな 気づいてないのは あなただけです
踏切のカンカンの音聞くたびに もう死んじゃえとささやく魔がいる
もう逢えぬ貴女は赤の他人でもスマホのデータに貴女の欠片(かけら)
もう少し話していたい帰したくない 君との時間の過ぎる早さよ
もうこれで終わりにすると決めてから一年二年三年過ぎて
「もう!」と君。大きめに鳴る足音にうわ目づかいの犬と私と
もういいか諦めつつある 中一に忘れ物ない?言わなくなって
喧嘩して会いづらくなりもう二度と会いたくないと思ったあの日
「夢に出た」ということだけ覚えてる もういい加減忘れてる顔
もう大人?師走の風が問うている もう少しだけ甘えたかった
もう二度と見ることのない追憶を砂浜埋めて潮騒の音
ここからはもう戻れない道だから笹の葉分けて独り踏み入る
もう時効?心に潜むあの秘密
貴方のために伝えずに去る
もう少し頑張っとけば良かったと返却済みのテスト眺める
「もう何も怖くない」とか推しキャラが言った途端に全てが怖い
あの頃に 戻れたならば もう一度
心はぐれる 日暮れの家路
ひまわりの海の向こうの戦争の もう見たくない悲しむ顔は
もういいよってもっと素直に言えたならケンカもそんなに苦じゃないかもな
もういいかいまあだだよ子供の声聞こえなくなりて過疎の村
地の果てまでだって行けると思ってた遠足はもう遠い思い出
もう会わぬ そう決めたのに また君と 夢で密かに 再会す夜半
もう誰も居ない教室窓際の席はパノラマパークのようで
もう一度ただ会いたいと二杯目の珈琲オーダー窓外は風
「もう食えない」君の実家の冬の鍋 過剰歓迎も熱きもてなし
借りていた文庫本から落ちた栞 もう違う頁を生きてる二人
寒い夜はひとりで酔って泣き笑い
もう戻れない薬飲むから
もう二度と既読の付かなくなったLINE最後に打つよ「ありがとう、また」
もう少し もう少しだけ 優しくて あなたの側に 寄り添えたなら
見たくない もう見えないの あのひびは 明るき時の 陰りを満たす
もう終わりもう会えないしもういいの
続く言葉は悲しみばかり
行かなくちゃ
わかっているけどあと少し
もう少しだけ側にいさせてよ
汗光り駆け抜けた道
もう二度と戻る事なき青春の日々
嫌がらせ 気づいているよ もうみんな 気づいてないのは あなただけです
踏切のカンカンの音聞くたびに
もう死んじゃえとささやく魔がいる
もう逢えぬ貴女は赤の他人でもスマホのデータに貴女の欠片(かけら)
もう少し話していたい帰したくない
君との時間の過ぎる早さよ