・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
三時間かけ品川に止まるときこころに浮かぶ指を鳴らせり
こだわりの一品ですよと皿を出すその手に惹かれてはや十年
大事件亡きプリンのそば遺留品妻の愛用スプーンみたい
空箱から鳩飛び出す手品みたいな そんな幸せは何処にもなくて
あざとさが品をつくってたぶらかす きつねとたぬきの浮世の遊戯
Amazonで何気なく見る商品に欲望に駆られる己かな
違和感を引きずり歩く商店街「素敵な粗品差し上げまーす」
作品に懸けた思いというけれど届かないなら意味なかったな
景品のポケットティッシュで鼻をかむ師走の街に雪ふりしきる
品数で毎日悩むお弁当 同じおかずを分けて入れたり
品川のアクアリウムに置いてきたさよなら 水槽の中で死にたい
安物と呼ぶには高き類似品使い道なく オブジェと化せり
手品だと見せた途端に種明かし動画で探す令和の孫ら
嘲笑と「あなたの作品つまらない」発展途上だからとごまかす
みな走るスーパーのタイムセール中 母はアボカド品定め中
贈品の和三盆に気づく秋 珈琲挽いて故郷想ふ
盗品の絵画の月は真夜中に元いた屋敷に逃げ出して行く
品格を示すがごとき三つ編で 歩幅大きく歩く女生徒
品のよい優雅な動き精悍さ 猫よこのまま我が道を行け
レシピにもない 我が母の肉じゃがの味は 唯一無二の絶品
品の良い シニア女性の憧れの 爺さん歩き屁するを目撃
お祝いの品を選びに誘ったら笑顔弾けた車椅子の母
和食屋の粋で古風なお品書き嗚呼それだけで味の偲はゆ
食料品値上げばかりのこの一年来年もまだ値上げ続くか
品格は悪い状況下で分かるという言葉が刺さって痛い
目に留まる「現品限り」は柔らかく 出会いは吉と思える毛布
品川の沖から目陰に眺めおりかつて北斎に描かれし富士
上品なふりした街の静けさに心は急ぐ冬の坂道
手品めく筆の運びを追いかけてまたねの文字を指でなぞられり
三時間かけ品川に止まるときこころに浮かぶ指を鳴らせり
こだわりの一品ですよと皿を出すその手に惹かれてはや十年
大事件亡きプリンのそば遺留品妻の愛用スプーンみたい
空箱から鳩飛び出す手品みたいな そんな幸せは何処にもなくて
あざとさが品をつくってたぶらかす
きつねとたぬきの浮世の遊戯
Amazonで何気なく見る商品に欲望に駆られる己かな
違和感を引きずり歩く商店街「素敵な粗品差し上げまーす」
作品に懸けた思いというけれど届かないなら意味なかったな
景品のポケットティッシュで鼻をかむ師走の街に雪ふりしきる
品数で毎日悩むお弁当
同じおかずを分けて入れたり
品川のアクアリウムに置いてきたさよなら 水槽の中で死にたい
安物と呼ぶには高き類似品使い道なく オブジェと化せり
手品だと見せた途端に種明かし動画で探す令和の孫ら
嘲笑と「あなたの作品つまらない」発展途上だからとごまかす
みな走るスーパーのタイムセール中 母はアボカド品定め中
贈品の和三盆に気づく秋 珈琲挽いて故郷想ふ
盗品の絵画の月は真夜中に元いた屋敷に逃げ出して行く
品格を示すがごとき三つ編で
歩幅大きく歩く女生徒
品のよい優雅な動き精悍さ
猫よこのまま我が道を行け
レシピにもない 我が母の肉じゃがの味は 唯一無二の絶品
品の良い シニア女性の憧れの
爺さん歩き屁するを目撃
お祝いの品を選びに誘ったら笑顔弾けた車椅子の母
和食屋の粋で古風なお品書き嗚呼それだけで味の偲はゆ
食料品値上げばかりのこの一年来年もまだ値上げ続くか
品格は悪い状況下で分かるという言葉が刺さって痛い
目に留まる「現品限り」は柔らかく
出会いは吉と思える毛布
品川の沖から目陰に眺めおりかつて北斎に描かれし富士
上品なふりした街の静けさに心は急ぐ冬の坂道
手品めく筆の運びを追いかけてまたねの文字を指でなぞられり