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向かい風 漕いでも進まぬ小学生 涙溢れる 春のビワイチ
電車降り上着の襟をきっと立て北風に挑むように一歩を
ハァハァと吐く息白く子らはみな風切って走れマラソン大会
肌寒い風に揺れてる木々の枝うす暗い雲また冬が来た
あったかい缶コーヒーの蓋を開け小さな風に香る幸せ
風音を聞きつつ眠りに落ちてゆく荒野を歩む夢を見ながら
一輪のやうなからだを守るには追ひ風さへもあなどれなくて
帰り道冷たい風が吹き荒れて手袋忘れた私を嗤う
刈布(かりぬの)の上 灰色の雲みつめ 黄昏てく身 風の吹くまま
春風に舞いちる桜の寂しさを一片ひろう君の手のひら
誰も風を見たことはないそれでも吹き続けて風を探している
古里の風が運ぶか手のひらで 淡く消えゆく望郷の雪
空気より風を読めとか言うけどさゴルフ下手じゃん説得力なし
線路沿ひ 微風(そよかぜ)に揺蕩(たゆた)ふ薄(ススキ) 通勤を飽きさせぬ風景
どこからか 幽(かす)かなる松虫の声 宵の温風(ぬるかぜ) 惜秋を鳴く
昨夏(さくか)より 止まったままの 風見鶏 西を向いたまま 風も読まず
数学が百点だった帰り道に感じたどこか虹色の風
電線の悲鳴をあげる北風にけなげに耐える緑一葉
こちらから謝ってみよう風に揺れる 銀色の芽吹き見たそのときに
今風のおしゃれも会話も興味なく裏道歩く野良猫の黒
帰り道 家路に向かう 虚しさを 優しい風が 癒してくれた
冷たくて刺すような逆風をなす術もなく体にまとう
夜半過ぎ風の音変わり目覚めたり 木枯らしふいて寒かろ鴉
曇天に 寒風荒び もの悲し 心絞りて 泣きたしものを
終電の窓に映った顔の色 北風よりも透明で脆い
北風が骨身に染みるこの季節雪が無いだけまだマシだろう
向かい風 漕いでも進まぬ小学生
涙溢れる 春のビワイチ
電車降り上着の襟をきっと立て北風に挑むように一歩を
ハァハァと吐く息白く子らはみな風切って走れマラソン大会
肌寒い風に揺れてる木々の枝うす暗い雲また冬が来た
あったかい缶コーヒーの蓋を開け小さな風に香る幸せ
風音を聞きつつ眠りに落ちてゆく荒野を歩む夢を見ながら
一輪のやうなからだを守るには追ひ風さへもあなどれなくて
帰り道冷たい風が吹き荒れて手袋忘れた私を嗤う
刈布(かりぬの)の上 灰色の雲みつめ
黄昏てく身 風の吹くまま
春風に舞いちる桜の寂しさを一片ひろう君の手のひら
誰も風を見たことはないそれでも吹き続けて風を探している
古里の風が運ぶか手のひらで
淡く消えゆく望郷の雪
空気より風を読めとか言うけどさゴルフ下手じゃん説得力なし
線路沿ひ 微風(そよかぜ)に揺蕩(たゆた)ふ薄(ススキ) 通勤を飽きさせぬ風景
どこからか 幽(かす)かなる松虫の声 宵の温風(ぬるかぜ) 惜秋を鳴く
昨夏(さくか)より 止まったままの 風見鶏 西を向いたまま 風も読まず
数学が百点だった帰り道に感じたどこか虹色の風
電線の悲鳴をあげる北風にけなげに耐える緑一葉
こちらから謝ってみよう風に揺れる
銀色の芽吹き見たそのときに
今風のおしゃれも会話も興味なく裏道歩く野良猫の黒
帰り道 家路に向かう 虚しさを
優しい風が 癒してくれた
冷たくて刺すような逆風をなす術もなく体にまとう
夜半過ぎ風の音変わり目覚めたり
木枯らしふいて寒かろ鴉
曇天に 寒風荒び もの悲し
心絞りて 泣きたしものを
終電の窓に映った顔の色 北風よりも透明で脆い
北風が骨身に染みるこの季節雪が無いだけまだマシだろう