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蝋梅の花に毎年恋をして 遠回りする 今日か明日かと
散る落ちる崩れこぼれて舞い萎むさかりを過ぎた恋のおわりに
雲ちぎれ北風(ならい)の中に梅は咲く 早咲きゆえに満開を見ず
花の種をポッケに入れたまま洗ったズボンが重たい月曜日
秋風にふわっと薫る花の香が 誕生祝いと思えて微笑む
待ち受けの薔薇の花芯に潜り込むカナヘビの瞳拡大してみる
苦しさコスモス 咲くのはやめよ その名は似合わぬ
アスファルトぶち抜いて咲く一輪の花に勇気を注入される
春風に舞い散るさくらキャンバスに君が遺した 花びらは青
撃たれたる獣の呻き雪原に咲いた真赤な一輪の花
主は亡き庭に咲いてる蠟梅の 花の香りに誘われ三度
ポケットにはアルムの花畑の写真大人のハイジは今日山を下りる
大河での新解釈に驚いて 「花の色は…」と 娘と謳う
心臓の音をかき消す大花火いま言わなきゃと君の手を引く
花疲れ二つの砂糖沈めれば底から春の甘く溶けだす
手を引かれ菜の花たちの匂い越し 青い電車に背伸びかなわず
散る花に 君の姿を 想うとき 遮断機の音 春を切りさく
背伸びして生きてる君花ならば 時期より前に咲くシクラメン
学校の花壇に水やる子供らの 冷気に頬染む赤い花色
寒空に凛と咲きたる水仙の 君に似ている白き華々
花ならば笑っているからこの胸の空は高く広がるのです
花咲いて散り実を結ぶ定めなら せめて暫しの自由な日々を
花の名も愛した人の名も顔も 思い出せずにあおるバーボン
父親へ感謝の気持ち添へ 花を描(えが)きぬ子どもの チョークの壁画
散りし跡 細き葉伸びて 春を待つ 舞台降りし彼岸花の冬
名を知らぬ花 目に留まり グーグルのカメラを翳(かざ)す それは杜鵑草(ホトトギス)
飲みほした空(から)のグラスに映る顔 散りゆく花に時を忘れて
恋すればあなた感じて花言葉 占い信じさがす店先
花のうちいちばん好きは秋桜とすぐに答えるあなたが好きだ
優しさを吹きかけて待つ水耕の 蕾の固いヒヤシンスの花
三月に桜咲くとか信じられん その頃地元じゃ雪降ってるし
香をのこし散りゆく椿のいさぎよさ わたしはなにを残せるだろう
名も知らぬ寒風に咲く花 誇らずも揺れて散らさず冬を超えてく
来客を待ちわびるように百合の花 香りうごめき先に酔う我
花を見て思い出すのは君のこと良かったことも悲しかったことも
咲き乱れはらはらはらと散り乱れ命短き山茶花の花
蝋梅の花に毎年恋をして
遠回りする 今日か明日かと
散る落ちる崩れこぼれて舞い萎むさかりを過ぎた恋のおわりに
雲ちぎれ北風(ならい)の中に梅は咲く 早咲きゆえに満開を見ず
花の種をポッケに入れたまま洗ったズボンが重たい月曜日
秋風にふわっと薫る花の香が
誕生祝いと思えて微笑む
待ち受けの薔薇の花芯に潜り込むカナヘビの瞳拡大してみる
苦しさコスモス 咲くのはやめよ その名は似合わぬ
アスファルトぶち抜いて咲く一輪の花に勇気を注入される
春風に舞い散るさくらキャンバスに君が遺した 花びらは青
撃たれたる獣の呻き雪原に咲いた真赤な一輪の花
主は亡き庭に咲いてる蠟梅の
花の香りに誘われ三度
ポケットにはアルムの花畑の写真大人のハイジは今日山を下りる
大河での新解釈に驚いて
「花の色は…」と 娘と謳う
心臓の音をかき消す大花火いま言わなきゃと君の手を引く
花疲れ二つの砂糖沈めれば底から春の甘く溶けだす
手を引かれ菜の花たちの匂い越し
青い電車に背伸びかなわず
散る花に 君の姿を 想うとき 遮断機の音 春を切りさく
背伸びして生きてる君花ならば
時期より前に咲くシクラメン
学校の花壇に水やる子供らの
冷気に頬染む赤い花色
寒空に凛と咲きたる水仙の
君に似ている白き華々
花ならば笑っているからこの胸の空は高く広がるのです
花咲いて散り実を結ぶ定めなら
せめて暫しの自由な日々を
花の名も愛した人の名も顔も 思い出せずにあおるバーボン
父親へ感謝の気持ち添へ 花を描(えが)きぬ子どもの チョークの壁画
散りし跡 細き葉伸びて 春を待つ 舞台降りし彼岸花の冬
名を知らぬ花 目に留まり グーグルのカメラを翳(かざ)す それは杜鵑草(ホトトギス)
飲みほした空(から)のグラスに映る顔 散りゆく花に時を忘れて
恋すればあなた感じて花言葉
占い信じさがす店先
花のうちいちばん好きは秋桜とすぐに答えるあなたが好きだ
優しさを吹きかけて待つ水耕の
蕾の固いヒヤシンスの花
三月に桜咲くとか信じられん
その頃地元じゃ雪降ってるし
香をのこし散りゆく椿のいさぎよさ わたしはなにを残せるだろう
名も知らぬ寒風に咲く花 誇らずも揺れて散らさず冬を超えてく
来客を待ちわびるように百合の花
香りうごめき先に酔う我
花を見て思い出すのは君のこと良かったことも悲しかったことも
咲き乱れはらはらはらと散り乱れ命短き山茶花の花