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寂しくて泣く日もあれば笑う日も 全部が大事な私の人生
ごきげんに煮えたつ鍋のじゃがいもが結露の窓を大泣きさせる
泣くための場所を探して歩くとき夜の自販機だけが明るい
泣きたくも泣くの堪えろホトトギス まだまだ夏は遠いから
街中で「抱っこ!抱っこ!」と泣く子ども 今ならすぐに抱き上げるのに
泣きすぎよ子に諌められるほどの 涙にくれて義母古希で逝く
娘には涙見せない母だった病床で 泣いて泣いてと父の言う
幼子の黒く泣きそうな瞳からこぼれないよう手を替え品替え
我慢して我慢し続け我慢して 自然に泣くのできなくなった
立つという漢字の横で氵がちょんちょんしゅって鳴いて泣かせる
罪深き雨に泣き耐ふ紫陽花の零れる色に我を重ねて
眠るまえ湧き出す不安止まらずに むせび泣き疲れ枕ぬらす朝
泣き叫ぶ子供のように思いきり泣いてみたいと思うたそがれ
眠られぬままに寝床の中で聞く窓打つ雪の泣き叫ぶ音
うつむいて泣き顔隠しゆく街はきさらぎ冷たき夕日射しくる
鳴かぬなら 泣いてみせるは ならず者
流し枯れ それでも我が恋心のせてはくれず 酔える月 今宵は我を暴くな
泣くもんか。いや泣けばいい、泣くがいい。遺影になった父は笑顔で
うそ泣きの目薬の香(か)が漂えば 苦さこらえる君にくすりと
子供の私に言いたい泣くのは止めようなんとかなるさ何事も
道端に 誰(た)が落としたのか 推しヌイ 泣いているのか 羽撃(はばた)いたのか
地下の壁の続く車窓 泣きだしぬ子を 見守る乗客の眼差し
辛くとも 誰も困らせなきやうに 密かに詠(うた)ひ しづかに泣きぬ
新発売泣き虫ホイホイできました心の隙間に置いてください
両の目は再び開くことはなく 嗚咽して泣く娘二十歳の時
泣きたくて泣けぬ心は海の青 夕陽の赤で凪から風に
覚悟して告げた想いは恋破れ 分かっていたけど泣いた雪道
二十歳すぎ号泣したこと三度あり親しき人との永遠の別れに
若き日の我のあだ名は「鉄仮面」 他人に涙を見せぬがゆえに
人混みに連れてこられて泣く子供 親にも事情があったりもして
泣き声の寒気を割って響きゆき赤子の勝ちと笑う冬の日
引き潮に恋の弔いなみだ乗せ 咲けうたかたの波の泣き花
喫茶店カップルの女子泣いている別れ話か嬉し涙か
泣くことを忘れて生きて喜寿を過ぎ 泣かずに終える一生がいい
泣き虫の虫を駆除する薬には 君の笑顔とそっとするハグ
泣きはらし君を思って泣きはらし思い出となるすべてのことが
泣 く、 笑 う 、怒 る こ と さ え 絶 え て なく 穏 や か な 暮 ら し さ あ 目 を 覚 ま せ
寂しくて泣く日もあれば笑う日も
全部が大事な私の人生
ごきげんに煮えたつ鍋のじゃがいもが結露の窓を大泣きさせる
泣くための場所を探して歩くとき夜の自販機だけが明るい
泣きたくも泣くの堪えろホトトギス まだまだ夏は遠いから
街中で「抱っこ!抱っこ!」と泣く子ども
今ならすぐに抱き上げるのに
泣きすぎよ子に諌められるほどの
涙にくれて義母古希で逝く
娘には涙見せない母だった病床で
泣いて泣いてと父の言う
幼子の黒く泣きそうな瞳からこぼれないよう手を替え品替え
我慢して我慢し続け我慢して 自然に泣くのできなくなった
立つという漢字の横で氵がちょんちょんしゅって鳴いて泣かせる
罪深き雨に泣き耐ふ紫陽花の零れる色に我を重ねて
眠るまえ湧き出す不安止まらずに
むせび泣き疲れ枕ぬらす朝
泣き叫ぶ子供のように思いきり泣いてみたいと思うたそがれ
眠られぬままに寝床の中で聞く窓打つ雪の泣き叫ぶ音
うつむいて泣き顔隠しゆく街はきさらぎ冷たき夕日射しくる
鳴かぬなら 泣いてみせるは ならず者
流し枯れ それでも我が恋心のせてはくれず 酔える月 今宵は我を暴くな
泣くもんか。いや泣けばいい、泣くがいい。遺影になった父は笑顔で
うそ泣きの目薬の香(か)が漂えば 苦さこらえる君にくすりと
子供の私に言いたい泣くのは止めようなんとかなるさ何事も
道端に 誰(た)が落としたのか 推しヌイ 泣いているのか 羽撃(はばた)いたのか
地下の壁の続く車窓 泣きだしぬ子を 見守る乗客の眼差し
辛くとも 誰も困らせなきやうに 密かに詠(うた)ひ しづかに泣きぬ
新発売泣き虫ホイホイできました心の隙間に置いてください
両の目は再び開くことはなく
嗚咽して泣く娘二十歳の時
泣きたくて泣けぬ心は海の青 夕陽の赤で凪から風に
覚悟して告げた想いは恋破れ
分かっていたけど泣いた雪道
二十歳すぎ号泣したこと三度あり親しき人との永遠の別れに
若き日の我のあだ名は「鉄仮面」 他人に涙を見せぬがゆえに
人混みに連れてこられて泣く子供 親にも事情があったりもして
泣き声の寒気を割って響きゆき赤子の勝ちと笑う冬の日
引き潮に恋の弔いなみだ乗せ
咲けうたかたの波の泣き花
喫茶店カップルの女子泣いている別れ話か嬉し涙か
泣くことを忘れて生きて喜寿を過ぎ
泣かずに終える一生がいい
泣き虫の虫を駆除する薬には
君の笑顔とそっとするハグ
泣きはらし君を思って泣きはらし思い出となるすべてのことが
泣 く、 笑 う 、怒 る こ と さ え 絶 え て なく 穏 や か な 暮 ら し さ あ 目 を 覚 ま せ