・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
救急車 Aマイナーの 音色して 脳裏をよぎる しつこいように
帰り道風強くして生け垣の 揺れる歩道をしっかり歩く
みちのくの 蔵王の颪を 包み込む 黒松の林 我は走る
風のよう 言われ驚き見返せば 微笑み残し去る君が風
北風が とても冷たく 思い出す 幼き頃の 雪遊びかな
風に向く猟犬の鼻高々と吾は息止め潜む木の陰
冬風に吹かれ蝋梅揺れ動くされど動かぬ君への想い
人影に気づいて猫が逃げてゆく冬の夜風をばらまきながら
新緑を抜けては遠き空の中吸い込まれゆく赤い風船
桜舞ひ頬に触れるはそよ風や君も微笑み心癒され
北国の母はバナナの黒点を風邪ひいたという雪積もる家で
車窓から見える風景いつの日か切なく思う記憶とともに
もがくごとく風に暖簾は身をよじる流行らぬ店で一人蕎麦喰う
お客さんが少なくて、店主どころか 暖簾まで状況をもがく、目に見えるようです。
コメントありがとうございます。歌の原動力の一つは悲しいもがきだと思います。
哀しくて笑えば風のノイズさえ愛しくきこえ 言いかけやめて
窓開けてぽろんとギター鳴らしたら猫の仕草で寄ってきた風
幼な子に意味を問われた箱の文字 「風味絶佳」は「たべてしあわせ」
寂しいと言葉にすれば風になり月夜にひとり誰もがひとり
蒲公英の綿毛のように風に乗り 知らない何処かで暮らしてみたい
風の季節が吹き過ぎて誰が風を見ただろう思いだけ残る
虎落笛(もがりぶえ) 奏でをる戸を摺り抜けて 部屋の暖気に包(くる)まりぬ風
片恋と漸(やうや)う気づく虚しさと 涙と共に連れ去りぬ東風(こち)
台風は北上の果てカフェオレの渦に消えたと気象官言えり
深夜二時遣る瀬なき怒りどこへ振る気ままな台風ただただ憎い
やわらかな風が吹いたらあの海へ 約束したのに君は独りで
隅田川ひと日寒風吹き抜けて水底の死者も凍えているや
風に向け かざぐるま持ち 走る君 回る回ると 髪なびかせて
風かよう小窓の外から梅の香 空気を吸って笑み溢れ落つ
傷つけて傷つけられて吹き抜ける 幸も不幸も透明な風
風が連れてくる要らない贈り物黄砂じゃなくてパンダください
掃き終えた庭に枯れ葉を送り込む、我と北風いずれも引かず
「ほわん」たる不安の一種発見す真昼に独り柔らかい風
北風が体感温度を3度下げ鍋の頻度を程よく上げる
風にさえ おおきく笑う 君のその 髪にまぎれて ゆれる哀しみ
ガラス戸をビシンと鳴らし吹き抜ける 北からの風猫驚かす
世界中いつもどこかで吹いている 吹き止んでくれ戦争の風
シュルシュルと凧糸伸びて百メートル 北風(ならい)捉える冬の校庭に
自動ドア半分開いて動かない僕の覚悟は風に抜かれる
救急車 Aマイナーの 音色して 脳裏をよぎる しつこいように
帰り道風強くして生け垣の
揺れる歩道をしっかり歩く
みちのくの 蔵王の颪を 包み込む 黒松の林 我は走る
風のよう 言われ驚き見返せば
微笑み残し去る君が風
北風が とても冷たく 思い出す 幼き頃の 雪遊びかな
風に向く猟犬の鼻高々と吾は息止め潜む木の陰
冬風に吹かれ蝋梅揺れ動くされど動かぬ君への想い
人影に気づいて猫が逃げてゆく冬の夜風をばらまきながら
新緑を抜けては遠き空の中吸い込まれゆく赤い風船
桜舞ひ頬に触れるはそよ風や君も微笑み心癒され
北国の母はバナナの黒点を風邪ひいたという雪積もる家で
車窓から見える風景いつの日か切なく思う記憶とともに
もがくごとく風に暖簾は身をよじる流行らぬ店で一人蕎麦喰う
お客さんが少なくて、店主どころか
暖簾まで状況をもがく、目に見えるようです。
コメントありがとうございます。歌の原動力の一つは悲しいもがきだと思います。
哀しくて笑えば風のノイズさえ愛しくきこえ 言いかけやめて
窓開けてぽろんとギター鳴らしたら猫の仕草で寄ってきた風
幼な子に意味を問われた箱の文字
「風味絶佳」は「たべてしあわせ」
寂しいと言葉にすれば風になり月夜にひとり誰もがひとり
蒲公英の綿毛のように風に乗り
知らない何処かで暮らしてみたい
風の季節が吹き過ぎて誰が風を見ただろう思いだけ残る
虎落笛(もがりぶえ) 奏でをる戸を摺り抜けて 部屋の暖気に包(くる)まりぬ風
片恋と漸(やうや)う気づく虚しさと 涙と共に連れ去りぬ東風(こち)
台風は北上の果てカフェオレの渦に消えたと気象官言えり
深夜二時遣る瀬なき怒りどこへ振る気ままな台風ただただ憎い
やわらかな風が吹いたらあの海へ 約束したのに君は独りで
隅田川ひと日寒風吹き抜けて水底の死者も凍えているや
風に向け かざぐるま持ち 走る君
回る回ると 髪なびかせて
風かよう小窓の外から梅の香
空気を吸って笑み溢れ落つ
傷つけて傷つけられて吹き抜ける 幸も不幸も透明な風
風が連れてくる要らない贈り物黄砂じゃなくてパンダください
掃き終えた庭に枯れ葉を送り込む、我と北風いずれも引かず
「ほわん」たる不安の一種発見す真昼に独り柔らかい風
北風が体感温度を3度下げ鍋の頻度を程よく上げる
風にさえ おおきく笑う 君のその 髪にまぎれて ゆれる哀しみ
ガラス戸をビシンと鳴らし吹き抜ける
北からの風猫驚かす
世界中いつもどこかで吹いている
吹き止んでくれ戦争の風
シュルシュルと凧糸伸びて百メートル 北風(ならい)捉える冬の校庭に
自動ドア半分開いて動かない僕の覚悟は風に抜かれる