
2023-03-25


ふるさとの言葉で話す君がいた我が青春の早稲田.茶房

日常に帰る列車の車窓にはスーパームーンより巨大な月

二百色の白の中で卯の花を選ぶみたいに君が好きです。

紺の袖口を掴んで付いていく梅の香りに気付けないまま

本開き 語の世界に浸るとき 束の間現実忘れて過ごす

「保護者はいないんですか?」私は既に成人です 車椅子でも1人で出掛けるし、自立のために努力してるの

妻寝顔 近頃やけに 母親の 顔に似てきて プッと吹き出す

電動で 自由になれると思ってた だけどまだまだ壁は厚くて
