私とう娘で幸せであったかと母に聞きたい黄泉の世界で
題『母』 にて
寒き朝キッチンの湯の温とさに心癒やして今日が始まる
題『温・暖』 にて
手相見に離れられない仲ですと言われ笑った若き日の夏
題『離』 にて
あなたとの楽しい時間は短くて土曜日ばかり考えてた頃
題『短』 にて
触れたならその都度下向くオジギソウ淋しかったんだな あの頃の我
題『触』 にて
無頓着そこがいいといったけどあなたを知っておしゃれになった
題『着』 にて
義理チョコを本気にされて弱ったと笑いたかった友だちとして
題『チョコ』 にて
白や黒一個一個を大切に碁石を磨く夫飽きもせず
題『石』 にて
窓外の笹に差し込む陽光は春を感じる眩い明るさ
題『感』 にて
拾いたる名のない犬に名を付けて 淋しき我に愛くれた犬
題『犬』 にて
コメントをもっと読み込む