フライパン宙を舞いゆくホットケーキ弾ける笑顔にお日さまも照る
題『お菓子(テーマ詠)』 にて
大いなる誰かの影に飲み込まれ私の影の消えゆく広場
題『影』 にて
お日様も正直すぎて笑っちゃう影まで愛しいわたしのカタチ
題『影』 にて
手渡され酸っぱき記憶母がまず半分噛じる冬苺かな
題『いちご』 にて
いちご売る幟の赤に負けてないおばちゃんの声…日焼けした顔
題『いちご』 にて
泣き声の寒気を割って響きゆき赤子の勝ちと笑う冬の日
題『泣』 にて
心臓の音をかき消す大花火いま言わなきゃと君の手を引く
題『花』 にて
花疲れ二つの砂糖沈めれば底から春の甘く溶けだす
題『花』 にて
成人という透明な線を越え履歴書に書く自立の二文字
題『成』 にて
親戚の包囲網から逃げられぬ成績聞かれ餅も飲み込めず
題『成』 にて
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