夕暮れを走る電車の車窓から見える灯りに想い出ゆれて
題『自由詠』 にて
記念日を赤で丸つけカレンダー 今年は節約コンビニケーキ
題『カレンダー』 にて
雨上がり空に浮かんだ虹を見て手を伸ばしてる不思議なあなた
題『手』 にて
何もかも 分かったような 顔をして 見つめた空に 浮浪雲一つ
題『空』 にて
ドラマよりドラマしていた青い春 恥ずかしすぎて人に言えない
題『ドラマ』 にて
花の香にかをる黒髪すずらんの花を愛した人が好きでした
題『髪』 にて
失敗を恐るるなかれ 百年後 誰もお前を覚えちゃいない
題『自由詠』 にて
家路へと 送り送られ 繰り返す 寄り添う二人 影に月明り
題『送』 にて
君からの 卒業終えた 帰り道 風に濡れたい どしゃぶりの雨
題『卒』 にて
もし君が君でなかったら僕は僕でなかっただろう星のない夜
題『もし』 にて
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