猫神も皆んな出雲へお出かけでルスに悪さを楽しむ猫たち
題『自由詠』 にて
最後まで話しを聞けと怒ってもプイと去ってくわがままな猫
題『最』 にて
つらいのは最初だけだと言い聞かす君との恋も会社の仕事も
題『最』 にて
この重い身体を支え歩いてる働き者の俺の足達
題『足』 にて
地球への一番近い存在と思い踏み出す一歩目の右足
題『足』 にて
顔のシミ手の甲のシワそれすらも人生の記録いとおしく見る
題『生』 にて
玄関を開けてただいま言ってみる単身赴任の無人の部屋に
題『部屋(テーマ詠)』 にて
年ごとに面倒くさいが増えてきてゴミ部屋となり激怒する妻
題『部屋(テーマ詠)』 にて
カーテンの小さな隙間に朝の陽が天動説の夢から覚める
題『朝』 にて
雨やんでまた静けさが夜に満ち書を閉じて聞く遠い虫の音
題『書』 にて
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