恋子    た
            恋子    
            恋子    まだかたき乳房とがらせ抱くゆめのなにかと戦いなにかに負ける
            花農家    朝起きて 天井に蜘蛛 這っていて 私を救いに 来てくれたのかと
            めるへん    対向のダンプに向かいハンドルを やりはしないがたまに妄想
            恋子    ためらえば溜息だけがたわいなくやるせなさのみ恋を抱き寄せ
            恋子    うたたねの歌はうたかた鵜のように飲んでは吐いて何ぞ操る
            575100    謎を解け贈られてきたメッセージ何やら五七書いては有るが
            575100    五七で世界を掬う破れても悔しく笑いまた手を伸ばす
            パパ猫    はぐれ雲憧れに胸焦がしてた何処か遠くに行ってみたかった
            パパ猫    