た

恋子

装いは田舎の畔の銀座にて案山子が始めた秋コレクション

0
恋子
恋子

無と書いた夏の課題の感想文語れば野暮と禅の哲学

0
恋子
澄水

鳥たちが次々帰る夕空は茜に染まる鰯雲かな

0
澄水
さくら大根

忙しく動き続ける日もあればただ息をする何もできずに

0
さくら大根
すあまラテ

常識とか正しさでできたガチガチのハートの殻から光がもれてる

0
すあまラテ
野崎　明

南にはたいふうの風が都会では名聞名利の風はげしくや

0
野崎　明
平見翠玉

甘夏なら良かっただろうか一糸纏わぬ私を食べておくれ

0
平見翠玉
めるへん

ひたすらにただ待つのみのセンサーは不意の客にも直ぐに応じる

0
めるへん
恋子

味噌汁がうまいと感じた少し秋まだかもうかと悩む朝顔

0
恋子
恋子

この白を持って帰るとからかって笑って魅せた恋の相場師

0
恋子
次のページ