恋子

背伸びして恋という字と君の名をいく度も記したひとり上手

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みゆきち

雨上がり畑にイマスの書き置きに玄米四合の米を研ぐ朝

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めるへん

海なのか山の上かな空なのか何処に在るの水の古里

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パパ猫

雨粒は大きさ増して速度上げ水面の波紋みるみる大きく

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パパ猫

雨粒は大きさ増して速度を上げて水面の波紋みるみる大きく

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澄水

原爆は神のいかずちかも知れぬ無実小さき者の上にも

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みゆきち

手に汗をにぎり拳を突き上げて全力応援あとの脱力

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恋子

恋すれば夢に懺悔の戯言か天使囁く上手に生きな

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パパ猫

雑踏の上野の桜みる夢は深山でひとり咲いてみたいと

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澄水

南瓜煮は崩れぬようにほっこりと炒め鍋なら上手に出来る

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