梅鶏

見上げている人の心を知るようにとんびは空に丸を描いた

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狭山茶

天井を 見つめ過ごせし 床の上 隣の人は もう旅立ったか

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優花凛

中秋の名月見上げ君想ふ同じ月をば眺めやらむ

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みどり

欲しかった食洗機の音悲しげで静かな生活に上手く馴染んだ

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優花凛

中小の名月見上げ君去りてひと月と知る 時過ぎる早さ

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優花凛

中秋の名月見上げ君

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みどり

見上げても台風きたる兆しとは 全く思えぬ秋の空なり

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優花凛

空見上げ 半月にて思い知る 君去りてから幾許か

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みどり

火柱が風に煽られ立ち上がりその下の人は一生の眠りについた

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Mラビット

円周率みたいに続くと思ってた 友だち以上恋人未満で

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