桑田諦命

釈迦孔子 教え求めて 自分磨くも お金の人に ついて行くらん

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うたちゃん

草の香に夏の勢い知る時は 子供のように駆け抜ける風

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桑田諦命

両親が いない子供は 救い求めず 助けて言って 来る人あらず

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うたちゃん

遠くから聞こえる子らの笑い声 早くお帰り夕飯ですよ

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澄水

傘差してくれたのは月子さん雨に降られてずぶ濡れの僕

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平見翠玉

明るく振る舞う父無き子なれば祖父母は罪に思い愛し

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澄水

「お早う」の挨拶をする今日も又何時も心に月子さん居る

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澄水

梅雨入りの雨降りつづく蒸し暑さ月子と二人ラジオ聴いてる

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恋子

長靴も傘も帽子も黄づくしで梅雨の花咲く新入児童

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パパ猫

目が覚めて時計を見れば丑三つ寝ていなさいと雨の子守唄

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