子

澄水

月の精宿りし我は夜空見る時には母の無い子のように

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澄水
澄水

月詠みの我の心に住まいしは月の精なる月子さんなり

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澄水
めるへん

風緩みわが家の庭に椅子を置く春の天使が休めるように

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めるへん
澄水

二ーチェなり獅子の時代に訊くならばツァラトウストラは心が踊る

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澄水
みゆきち

国のためお役に立つと意気込みて大きくなった杉の子哀れ

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みゆきち
中原鼠栞

飛ぶ帽子追ったあなたの背を見てた ぬるい涙とさよならのうた

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中原鼠栞
凪いだ海の上の

空の弁当　柔らかな日差し　窓の隣　流す子守唄　数学の解法

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凪いだ海の上の
澄水

青い鳥何時も心に青い鳥月子さんとも仲好し小好し

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澄水
澄水

青空にシュークリームもエクレアも並べてあって雲の洋菓子

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澄水
澄水

月子さん月の精なり今日からは僕の心に住んでいるかな

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澄水
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