パパ猫

毎朝に水切りしてる洋菊は背のびで覗く子どものように

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澄水

月曜の朝からずっと降りつづく悲しからずや九月の雨は

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澄水

鳥の歌朝の光が差してきて夜は明けにけり自由と平和

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晴希

眠れずに迎えた朝の空気吸いどの時間より好きだと知った

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恋子

薄ものに羽織る一枚秋と知る夜ごと燃えれど秋を知る朝

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恋子

疲れたか朝鳴く虫の数の減り草の寝床も夜長の恋か

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パパ猫

朝の道ノースリーブに秋風が夏の素肌の余熱冷まして

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恋子

宵待ちの草や月やの君を待ち長夜の花も朝には果てる

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恋子

秋を見る朝鳴く虫と朝の風秋の微熱に夏の余熱が

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恋子

浅漬けの胡瓜がうまい朝餉には夏の余韻を秋に楽しむ

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