パパ猫

珍しく息子に誘われ宵闇散歩 なにも語らぬ君を推し量る

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恋子

ぶらぶらと歩く嵯峨路に恋仲の明日はいらぬ徒然徒然

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パパ猫

ひと雫あなたの涙をもらえたら きっと歩ける明日の向こう

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平見翠玉

歩こうよあの道この道知らぬ道新鮮な気分我は旅人

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パパ猫

葉の上のちりばめられた水滴の隙間をぬって小蟻が歩く

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めるへん

キッカーはゴールポールを斜に見て楕円のボールに一歩踏み出す

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光る君

しとしとと雨の散歩で飼い主と相合い傘のダックスフント

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パパ猫

新しき道歩き出す君の背に無言のエール念じて送る

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恋子

何をどう悩めばよいか悩みだし歩いてみたが哲学の道

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さくら大根

草刈り機散歩の人が過ぎるのを待って再び機械動かす

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