めるへん

ふるさとの風の吹いてるライブカフェ オカリナ奏でし指のしなやか

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中原鼠栞

微風が窓を突き抜け眠る夜、海辺の篝火どうか内緒に

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パパ猫

少しでも日差しと風に当てたくて雨降るまでの外干しをする

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平見翠玉

風は何処から来て何処へ行くのだろう誰も風を見たことはなし

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恋子

夏浅く磯吹く風も間延びして恋は遠吠えやがて新月

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カンナ

ハルジオン貧乏草の名受け流し風にそよいで凛と咲いてる

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カンナ

ハルジオン貧乏草の名負けないで風受け流し凛と咲いてる

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カンナ

蛍光のウェア緑に映えさせて駆けゆく子らよ風を起こして

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カンナ

並木道歩き行く人走る人すれ違うたび風の交換

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澄水

てめえらは魑魅魍魎と知っている高貴風雅を知らぬ輩よ

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