行雲流水 破調編
行雲流水 破調編
すみっこ女神 名残り夏 引き際悪い前任者 新任”秋”に椅子を譲らず
めるへん 動けない 歌の詠えぬそんな日が いつか来るのか天気図を見る
めるへん 特別にきれいな訳じゃないけれどこの街で死ぬ 古里だから
鬱金色のカジカ 勝ったよと汗を滾らせ言う君は 猛者の出で立ち9月のライオン
鬱金色のカジカ 何か買い物はないのかと訊く 自分の事は後回しの優しきひとよ
鬱金色のカジカ 何処かに行くかと問われても 貴方が居れば何処かは要らない
鬱金色のカジカ 食えよと怒った様におむすびを出す 貴方の愛に包まれている
上原美樹。 あしおとを たてずについて くる月よ 遠くで犬の 鳴き声 ひびく
めるへん 