ケタクマの父
ケタクマの父
鷹枕可 動員前夜眼鏡拭くアルコール消ぬ 空気へ溶け酒精帯びぬ電球
みゆきち 原石を矯めつ眇めつ磨きつつ まことの言葉探しゆく旅
みゆきち 降りしきる 還らぬ人に届けむと その人の手に黒いコウモリ
Wonder 春雨にただそぼそぼとうなだれぬ クロッカスにしか映せぬ世界
拓人 合唱する 万感の思いで 報告 ここまで そして明日へ
これは既出かな 恋なんて しないと決めていたけれど 気づけば心動いてた
みゆきち 刃なる言の葉持てるその人の 願い届きておかえりなさい
monkey 花なんて 今まで見もしなかったのに この歳になり尊さを知る
ひゃくまる 