
な


子を喰らうサトウルヌスなり知っている父などでない母などでない(こ)

ごみ捨てはゴミを捨てゆくことだけど果たしてゴミはいつゴミになる

あかさたなはまやらわをんちりぬるをこれでも詩になりそうふしぎ

沖縄民謡・貫花(ぬちばな)は「花が露で美しいからとても摘めない」と

やるせない心が乱され崩れてくもがき苦しむ私を笑って

わけもなく涙の群れてあさきゆめ恋はときめきとどろく春雷

物忘れ 神経内科の問診で「どうされました」「なにがですか」

「あなたの心に触れさせて」アイヌ語の挨拶と知り胸をつかれた
