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る
風
正面に入道雲は立ち昇りまっすぐ進めと手招きをする
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風
パパ猫
九月なる響き美し長月もSeptemberもとってもきれい
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パパ猫
澄水
アガペーの愛なら自己を犠牲にし敵に与えて天へと昇る
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澄水
パパ猫
抱きしめる あなたとひとつになれるから 抱き合う刹那 わたしはあなた
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パパ猫
サルトビ
病み上がり 孫と射的に 興ずると 時間経つのを 忘れる我か
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サルトビ
サルトビ
我が息子 雄々しき姿 感謝する 熱く燃ゆるか 我も負けずと
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サルトビ
サルトビ
補聴器の 聞こえることの 嬉しさよ つい会話へと 入る我がいる
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サルトビ
中田満帆
夏の嵐 かぜにまぎれて去るひとかげを追っていまだ正体もなく
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中田満帆
サルトビ
我が息子 過労死にて 連絡が 母の嘆きは 尽きることなし
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サルトビ
澄水
鳥たちが次々帰る夕空は茜に染まる鰯雲かな
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澄水
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