恋子

踊るほどなにやら哀し盆踊り輪になる人の霊を背負いて

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パパ猫

帰る場所失くした影もあるだろう ただよう盆の空に夕闇

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めるへん

不本意な原寸大の高齢となるも飽きずにご飯をよそる

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澄水

指折って短歌を詠めばそれだけで心の刺も一つ抜けるか

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サルトビ

戦死した 父の遺骨は 帰らずも 寄せ書された 日章旗戻る

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茶々丸

笑えないメガネさがすにメガネいる広陵戦の時間はせまる

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サルトビ

宴会で 先輩語る 占いの 意味不明さに 皆当惑す

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サルトビ

我が妻よ いざと言う時 支えしか 辛口消えて 玉と見ゆるか

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サルトビ

我が妻へ 気力衰え 口滑る 原点見つめ 使命の道を

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サルトビ

ケアマネの 明るく捌く 手際良さ 希望の光 見えた思いが

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