秋鵠空(さとあき)

漏る葉の間奏でる空は透き影が接吻パラソルで仲間の春も

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秋鵠空(さとあき)

みるたびに小刀吞みし仲果てては 悲しみの鉈過去にひたる身

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だいだい

仲間だと呼ばれなくなり過ちの重さに気づく風は吹かない

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秋鵠空(さとあき)

煮えるだにあるか無きかに残りをり この苦き仲疑似餌(ルアー)似たる縁(ゑに)

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秋鵠空(さとあき)

恋丸く帯解く仲は眠りをり 胸はかなくと日を繰る迷子

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秋鵠空(さとあき)

彦とすら儚き仲は悲しかし 汝が儚き名変はらずと恋ひ

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袴田朱夏

仲直りぶんも乗せれば愛として春のキッシュにチーズのひかり

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だいだい

天才を仲間に持ってラッキーと思えば勝ちだジョージ・ハリスン

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似鳥

仲直りしたかったのは二人ともおんなじだったプリンが四つ

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だいだい

「仲いいね」をきっととっくに超えている 見ないふりしてぐっと飲み込む

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