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夜
めるへん
夏の夜の空に翼を広げたる白鳥向かうはアンドロメダか
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めるへん
恋子
こし方は幾夜の夢を積み上げて恋のがれきに拙き蹉跌
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恋子
パパ猫
いろいろな思いが胸に込みあげて泣いてないけど泣いている夜
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パパ猫
みゆきち
みそひとの音に秘めたるこの想い 届け届けと夜空に投げる
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みゆきち
めるへん
雨の夜にひたすら走る杉並木空虚な闇に飛沫の谺
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めるへん
ぷるる
よかれとね思いやること空回り進歩なく自己嫌悪つのる夜
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ぷるる
恋子
よき人と恋の募れば夜半の月騙されようと自分を騙し
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恋子
うたちゃん
薄雲にオレンジの月霞んでる こういう夜も嫌いじゃなくて
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うたちゃん
パパ猫
日暮れまで私が空を見てるから夜は交代 心を覗かれ
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パパ猫
澄水
冷蔵庫かすかに唸り止まる音聴いてる夜の孤独な私
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澄水
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