野歌りん

深夜二時 浜辺の砂を踏みしめて故郷の寂しい波音を聴く

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野歌りん

その夜はあなたが護ってくれたから安心して私は眠れたよ

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toron*

改札まで繋がっていた手の熱を夜空で冷ますように振り合う

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grp

自分だけひとりぼっちの夜だから星に手伸ばす在れと願って

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grp

丁寧に指の軌跡を描き出しひとりの夜をバタフライする

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鈴木精良

深夜とはふかく眠れる夜のこと きみに深夜が足りますように

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三田さくら

親指を切り落としたい秋の夜きみに電話をかけちゃいそうで

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八木辰

窓枠にはまった夜に目を凝らし何かうまれる期待だけする

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有井ゆむ

「いっそ2人で消えてしまおうか」夜の高速シティポップに死す

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だいだい

夕方のロンドン夜中のニューヨーク仕事は時差をまたぐものなり

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