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昼
屁の河童
波しぶく岬の果の潮風に椿落ちつつ昼静かなり
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屁の河童
熱海に行きたい
きらきらと騒ぐ緑が太陽に手を伸ばしてる休日の昼
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熱海に行きたい
梅鶏
弁当の中で寝ていたタコさんを丸ごと放り込む昼下がり
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梅鶏
銀河
心地よき風に膨らむカーテンに抱かれてゆくお昼寝の猫
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銀河
秋鵠空(さとあき)
春ひとり香開く曲り旅に日にひたり鎌倉光りと昼は
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秋鵠空(さとあき)
チッチ
ラマダンの真昼間から打ち上げる花火を世界で放映中だ
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チッチ
渦
昼下がり揺れるカーテン乱反射 あなたは光集めて眠る
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渦
秋鵠空(さとあき)
尋め行かば さある人見し痛苦解く 現身と昼浅はか夢と
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秋鵠空(さとあき)
袴田朱夏
花 慈雨の手は昼下がり沐した詩 曇りが去る日、果ての氏名は
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袴田朱夏
麻衣
正解を選び続けてただひとりお昼休みにスーパーにいる
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麻衣
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