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木
ちょこのん
木漏れ日を受けた沼地のよう 君が「ペットを捨てた」と言った日までは
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ちょこのん
ちょこのん
ここだけがハワイなんだと思ってた 校庭にある偽のヤシの木
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ちょこのん
めるへん
澄みきって眩し過ぎます秋の空木犀の香はさわさわと揺れ
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めるへん
Hama
老いてなお たわわに実る柿の木よ 枝を広げて どうぞと与う
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Hama
パパ猫
鈴懸の木陰のベンチ穏やかな風に吹かれて心静かに
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パパ猫
めるへん
大木になれずに枯れる君だけどよく頑張ったと思うよ俺は
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めるへん
パパ猫
幼子をケヤキは夕陽の木漏れ日で愛おしそうに抱きしめている
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パパ猫
しいら
束の間に消えてしまった竜の雲願う間もなくバス待つ木陰
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しいら
カササギ
後にする木漏れ日の中病棟を蝉は鳴き果て鈴虫の声
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カササギ
あさ
大木の若葉のそよぎ我が肩に君が肩にも匂いて触れぬ
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あさ
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