波

めるへん

裸足にて波打ち際で遊ぶより硫黄の臭う足湯に浸かる

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めるへん
Mラビット

いくつもの波を超えてもこの先の行きつくところ星導かず

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Mラビット
パパ猫

努力して波も飲んで咲いた華 ありふれた人生なんて嘘

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パパ猫
恋子

田に黄金河原にススキ打つ波のなんぞ知らせむやがてを知る

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恋子
パパ猫

月の浜で寝そべりさざ波聞くようにしとねで虫の音ただ聞いており

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パパ猫
めるへん

砂浜の波はゆっくり寄せ返す　背中をなでる母の静けさ

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めるへん
パパ猫

オレンジのさざ波生まれ青空の色を変えゆく優しい速さで

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パパ猫
サルトビ

孫と来て 波間に跳ねる 飛び魚の 姿眩しき はしゃぐ声聞く

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サルトビ
夢人

秋桜まだ背の低い緑葉の波間こぎだす黄色い小舟

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夢人
恋子

秋の磯寄せ引く波に涙して喜劇の恋と気づく悲劇

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恋子
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