麻衣

仕事場に行けなくなって海に来た磯の香りが血のようだった

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めるへん

少年は海の日の出を見たかった遥か遠すぎ夢で終わった

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一条。

調子乗りのラッコがこちらを見ている 実は毎晩君を待ってる

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Mラビット

果てしなく遠い未来の夢をみる二人の景色朝焼けの海

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春るか

足は海傘の隙間の秒針の 散る一瞬にも汽笛焦がれて

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パパ猫

満ちてくる私の海のさざ波に耳を澄ませて答えを待つ夜

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カンナ

見たことがないほどの碧い海そこでいつか浮かんでみたい

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カンナ

見たことがないほどの碧い海そこでいつか浮かんでみたい

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カンナ

思い出せる限りの生き恥を引っ張り出してぶち撒けて汚してしまった海の底で待つ

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パパ猫

記憶とは海の魚か見えずとも水底にいる呼吸している

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