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胸
恋子
どこが好き聞かれうろたえ赤面し心と言いたくつい胸ですと
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恋子
才能ナシ
手のひらを左胸に当て深夜思い出す鼓動と浮ぶ涙
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才能ナシ
平見翠玉
思い出す幼い日々をこの胸に家族の痛み他人には解らぬ
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平見翠玉
パパ猫
できるなら毎月一度会いに来て 君の言葉を胸に墓参り
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パパ猫
パパ猫
トラックに幼い僕を乗せて行く父の青春いま胸に迫る
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パパ猫
うしめ
胸板の赤い塗装がはげていて自販機守るウルトラセブン
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うしめ
阿蘇
路地裏で掴まれた胸痛みまだ八十路越えても消えぬと思わじ
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阿蘇
澄水
死なないで月子を胸に生きている他は要らない南無阿弥陀仏
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澄水
Mラビット
礼拝中胸が苦しい緋文字が刻まれるのか 空が眩しい
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Mラビット
平見翠玉
もし君に教えられねば背中の黒子知らぬまま胸板眩し
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平見翠玉
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