めるへん

チカチカと蛍光灯はイラついてオン・オフしては慰めて見る

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恋子

ひたすらに運命を灯す秋蛍たとえれば吾も老いてこうあれ

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恋子

さ迷えば恋のほむらの蛍火のあんたさがしてひと夜を燃やし

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カンナ

蛍光のウェア緑に映えさせて駆けゆく子らよ風を起こして

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めるへん

紫の煙漂うベランダに舞うこと出来ぬ蛍一匹

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恋子

伸ばす手をからかうように夢の恋どれが君なの群れ飛ぶ蛍

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澄水

音のないラプソディーかな点滅す蛍の舞いの数限りなく

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澄水

宵闇の川逆昇る道連れに蛍を肩にとまらせている

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澄水

蛍舞ふ朝倉川の夕闇は流れとともに数を増しつつ

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恋子

うす紅にグロスを飾り恋化粧はぐれ蛍に見得はるあわれ

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