めるへん

ただ独り暗き路地裏歩くとき前よりなぜか後ろ気になり

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恋子

ゆかた干す笑ってみました立葵宇品の鉄路の夏飾り

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恋子

裏路地にひと鉢咲いた朝顔の水遣る老いの優しアッパッパ

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御影

真夏日の光 反射し流れゆく 高速道路の水銀の粒

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平見翠さん

昨日の私に出会う旅明日の私を探す旅路

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パパ猫

街路樹をまっすぐ通る風が来て 葉の揺れゆくは風のスピード

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平見翠玉

あの頃に結婚すればいただろうか子等が通って行く朝の通学路

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恋子

感傷にどっぷりつかって夢を見て恋路の果ての悲劇の主役

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めるへん

炎天下道路工事の作業者の白ヘルメットは眩しく光り

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めるへん

市運営路線バス行く過疎地域乗客ゼロでも何時も通りに

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