恋子

えびのよりミヤマキリシマ阿蘇路へと九重の峰の青春賛歌

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パパ猫

とびきりの元気マークの似合う人もうすぐ路地から顔が出てくる

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恋子

そよ風のうとうと誘う籐椅子に意地の悪さや恋路の栞

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北純一郎

六十路過ぎ非正規職員新卒の正規職員の指示仰ぐ

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パパ猫

足元は泥沼悪路もがく道ならば遠くを見て歩くのだ

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恋子

裏路地のすき間風にも春暖簾女将のうなじ恋に乱れて

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恋子

ジジババの期待を背負って通学路税の卵と国の期待も

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Tokari

帰り道遠くに見える街路灯こころの中で消して歩くの

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パパ猫

街路樹の八重の桜は街燈の灯り透さず淡く陰りて

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恋子

ひょうひょうと恋路に水撒く恋敵噂の一つたたせぬように

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