パパ猫

起きぬけに顔を洗えばわたくしの細胞たちがわらわら目覚め

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恋子

いかにもと恋のため息チョイとつきそしらぬ顔の君の悔しく

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みるく

サイダーの夏が来そうな梅雨の間に噴水の霧顔近づける

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みゆきち

梅雨空があの子の顔に見えるのに何もできずにこまねいている

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恋子

昼顔のあやしき語感いそいそと逢瀬に焦がれて五感せつせつと

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パパ猫

灯籠の灯りに浮かぶ若き顔 二人がやがて命はぐくむ

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横浜エリー

席替えで君の横顔手に入れて 鼓動と供にエンパシー送る

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パパ猫

年輪を重ねし美しき顔に幼い貴方も鮮やかにあり

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パパ猫

黄昏は優しい顔で私を騙す 生きるの奇跡 嘘でも乗りゆく

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パパ猫

黄昏は優しい顔で私を騙す生きるの奇跡 嘘に乗る

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